過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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40:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/02(水) 16:04:12.45 ID:+q9A2eqw0
司令室

オペレーター「敵ジオイド、尚も凝固を継続中!!前回とは比較にならない密度です!!」

オペレーター「近隣住民の緊急避難、完了しました!!」

綾乃「ハイハイ、生き物でなけりゃ無機物なら詩実体でいくらでも再生できるからねぇ♪今回は思いっきり暴れさせちゃいましょねぇ♪」

琴主「あ、あのぉ…」オズオズ

愛糸「……」ムッスー

綾乃「お?おぉお♪二人ともよく似合ってるじゃな〜いね♪」

 交とはじめはそれぞれ赤と紫の薄く全身を包むスーツを身に纏ってやってきた。
 所謂パイロット用のスーツなのだろうが、着慣れない体のラインを強調するようなスーツで人前に出るのが恥ずかしいのだろう。

綾乃「状況が状況だからぶっつけ本番になるけど…ちょうど良いわねぇ♪琴主ちゃんとはじめちゃんの組み合わせではたしてエンジンに反応が出るか…見せてもらいましょう♪リリーキャットははじめちゃん、リリーブレードは琴主ちゃんでねぇ♪」

愛糸「了解」スタスタ

綾乃「……怒らせちゃった?」

琴主「う……そうかもしれない」

 何かを察した綾乃が交に尋ねる。
 案の定、交も気づいているのか落ち込んでいる。
 綾乃は手に持った携帯からウラノスエンジンのエネルギーバイタルを見てため息をついた。

綾乃(やっぱりちょっと調子が悪そうねぇ……さぁ、この子たちの仲をどう取り持ってくれるのかしらねぇ?ガチユリダー(かみさま)?)

 そう心の中で呟きながら、二人の乗るリリーキャットとリリーブレードを見る。
 答えるように、リリーキャットの機体色が紫に変わっていった。


 ガシュゥン… バヂヂッ

 一旦電源が落ちたように、真っ暗になった滑走路に誘導灯が徐々についていく。
 そしてカタパルトのレールが僅かに放電した。

愛糸『愛糸・はじめ…リリーキャット、出る!!』ヴン

琴主『ええ!?もう!?…琴主・交とリリーブレード、行くぞ!!』ヴン

 そして、滑走路の先のシェルターが開いた瞬間にカタパルトがすさまじい勢いで二人の機体を射出した。

 バシュウゥゥゥゥゥゥ……ン

琴主『うわぁぁおっ!!?…っとと…』グン

愛糸『先に行く…!!』

 初めてのカタパルトを用いた離陸で驚いた交は、すぐに崩れたバランスを取り戻す。
 するとはじめと紫のリリーキャットはそれを一瞥すると、バーナーを点火してリリーブレードを置いて行った。

琴主『ちょっと!?待ってよぉ!!』

 それを追って、交もたどたどしい動きでバーナーを点火した。




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