過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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46:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/03(木) 15:23:22.89 ID:rclJNl5Z0
公園
琴主「っだあああぁぁぁぁぁぁ!!!!」
ズズウウゥゥゥ…ン と、地響きを鳴らしてガチユリダーは地面へと降り立った。
赤と紫の機体で構成される、また以前とは異なる形状をしていた。
以前は重心を下に、重い鎧で構成されたようなどっしりとしたものだったのが、今度は両腕に装甲が偏った攻撃的なデザインとなっている。
そして、背景に鬼百合をあしらった黒いウィンドウがいくつも開いていく。
[Frame Change]
[GachiYuriDar=>Orgas Styre]
[Skill Driver Ignition]
いくつものウィンドゥがガチユリダーのドーム型ディスプレイを埋め尽くし、一瞬で消えて眼前に
[作業終了]
[戦闘許可]
と二つの表示が表れて、ガチユリダーは起き上がった。
琴主「これは……!?」
綾乃『ガチユリダーの内部も詩実体を使って設計されてるからねぇ♪操縦者のスキルに合わせて形状を変えるのよん、名付けてオーガススタイルねぇ♪』
愛糸「ふぅっ…行くぞ!!」グン
後ろのはじめが短い腕に合わせて自動的に寄ってきた操舵を握ると、腕の装甲が開き巨大な苦無を装備したナックルが現れて装着された。
すると怪獣が水晶の羽をはためかせて雄たけびを上げた。
鳥ジオイド『QQQQQQQAAAAAAAAAAAAAAAAaaaa!!!!』
そして羽ばたくと、その巨体からは想像もつかないような速さで突進してきた。
琴主「わわ、回避!!!!」
交が操舵を引っ張ると、ガチユリダーの足元にタイヤが装着されて急旋回した。
琴主「な、早い!?こんのぉぉぉぉお!!!!」
想像以上の旋回性能をどうにか乗りこなし、怪獣の突進を回避してターンしたガチユリダーはナックルを振りかぶった。
[Skill Conecction]
琴主「てやっ!!」ブン ゴォン
鳥ジオイド「QQQQQQQQQQ!!!?」
ガチユリダーの投げた苦無が怪獣の水晶体を砕くことなく突き刺さる。
すると飛翔する怪獣は苦無に繋がったワイヤーに動きを止められ、地面へと叩きつけられた。
しかし、大したダメージを受けていない怪獣は自分から砕けて組変わり熊のような形態へと変化する。
立ち上がった怪獣はそのままガチユリダーに爪を振り下ろした。
愛糸「教わったのが、苦無だけだと思うなああぁぁぁ!!!!」ガッ ゴシャアァァ
はじめの叫びとともに、装甲に包まれた両腕が怪獣の爪を受け止める。
そして瞬時に怪獣の腕を掴むと、装甲の突出した肘をその胴体に叩き込んだ。
砕けた胴体から覗くゲル状のコアが外気にさらされて波打っている。
琴主「愛糸ちゃん!!」
愛糸「琴主交…過去のない私には、無駄にしたくない過去なんてないと思っていた……」
琴主「な、愛糸ちゃんも私の過去見えて…」カァ
愛糸「違うんだな……修行も、負けたことも、すべて悔いにしちゃいけない過去だ!!!!」グン
琴主「…!!そうだよ、だから……!!!!」
愛糸・琴主「「今を守るために、戦おう!!」」
リリーキャットからガチユリダーの両手にエネルギーが充填されていく。
炎のような熱を持った両手は怪獣の水晶の体を溶かし、コアを握りしめた。
琴主「ゴブリンリリー、ブロウ!!!!」シュオオォォォオオオ
熊ジオイド『QQQOOOOOOOOOOOOOOOOO……AAAAAAAAAAaaaaaaaaaaa!!!!』ジュウゥゥゥゥ… ゴバアアァァァァァン!!
コアがすさまじい勢いで蒸発すると、水晶の怪獣は力を失った後爆発四散した。
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