過去ログ - 【オリジナル】乙女合体ガチユリダー
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63:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/07(月) 14:58:06.44 ID:3/ssYIDf0
琴主『琴主・交とリリーブレード…行くぞ!!』

正純『正純・まつりとリリーキャット、出撃します!!』

 二人の声とともに、赤と青の機体が踊るように旋回しながら射出された。

綾乃『さすが初合体の二人、息は揃ってるわねぇ♪』

正純『えへへ……』テレテレ

琴主『……!! まつり!!』

 交の声と同時に、リリーキャットに大きな影が覆いかぶさった。
 それは巨大な赤い腕、それがリリーキャットを叩き潰そうとするかのように降り下ろされる。

正純『…!? きゃあぁ!!!!』ギュオ ガガガガガガ

 とっさに避けたものの、腕はリリーキャットの翼をかすって住宅街に手形の穴をあけた。

琴主『まつりいぃぃ!!!!』

正純『だっ……大丈夫です、かすっただけ……でも、一体…!!』

 まつりは揺れた脳を覚醒させようと首を振って、襲いかかってきた腕の根元を見る。
 すると、そこには……まるで阿修羅のような顔をした巨大な人型がリリーキャットを睨み付けて屈みこんでいた。

綾乃『馬鹿な………人型!?』

正純『……っ』ギュオオォォォォ

 リリーキャットは急旋回して人型の怪獣の視線から逃れようとする。
 しかし、怪獣は再び腕を伸ばしリリーキャットの翼をつかんだ。

正純『きゃあっ!! くっ…』ガクン ガガガガガガ

琴主『まつりを離せえええええ!!!!』

 リリーブレードがいつかのように、刃のようなその身を使って怪獣の腕を切断しようとする。
 しかし、次の瞬間怪獣の腕がブレた。

琴主『!!!!』スカッ

 残像のように残った怪獣の腕を貫いて、リリーブレードは旋回する。

綾乃『軸の移動!?そんな、S.N.W.適正者の機体なのに!?』

琴主『目で追うのがやっとだった…!! 今度こそ!!』ギュオン!!

正純『ダメです、まつりさん!!』ギギギギ

 旋回して再び怪獣の腕を狙ったリリーブレードを、怪獣のもう片方の腕が弾き飛ばした。

琴主『うあああああ!!!!』ガゴン

正純『まつりさあぁぁぁん!!!!』


P.A.U.R. 指令室

オペレーター「このままでは、パイロット双方危険です!!」

綾乃「ちっ…!!人型になれるならなんでもっと早く来なかった…?まさか、今までの連中が先兵だった!?」

オペレーター「司令官!!」

綾乃「……リリーキャットから各種武装を緊急パージ!!」


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