過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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101: ◆G4SP/HSOik[saga]
2013/09/28(土) 12:14:52.34 ID:mq5otnXP0


ザーザー


運転手「――――――な、バリケード!?」

一夏「わずかな時間の間に道路封鎖までしていたか…………ヘリを寄越すように要請しておいて正解だったな(だが、この悪天候では…………)」

運転手「ど、どうします!?」

一夏「ここからは俺一人でいい。おそらく、フロントをはじめとする下層のエリアは制圧されている」

運転手「何をおっしゃいます!?」

一夏「相手はプロだ。無用は殺生はせずに、目標確保を迅速に急ぐはずだ」

一夏「確か、あなたはこの辺の地理のことは手に取るようにわかると聞きましたが?」

運転手「あ、はい……」

一夏「では、命じます。テロリストたちがこの状況で逃走するためには空路はまずありえません。確実に人目の付かない道を選んで逃走を図るはずです」

一夏「あなたはテロリストの逃走経路を予測して、待機しているはずのお仲間さんの逮捕に協力してください」

一夏「私は潜入して世界最強の兵器の力を以って会長の安全を確保してきます」

運転手「そ、そんな…………」

一夏「深夜とはいえあそこには会長の他にも財閥の下で日々の糧を得ている数多くの従業員や顧客が居る――――――」

一夏「何もできないよりは、何かできたほうがいい……」

運転手「――――――!」

運転手「わかりました! 無事を祈っています!!」

一夏「ありがとう」

一夏「さて、おそらく俺が駆けつけてくることも計算のうちなのだろうな」

一夏「ISのコアの位置情報を遅らせる機能を使えば、1時間は悟られずにすむ」ピピ

一夏「待っていてくれ、爺様! 絶対に助け出す!」






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