過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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◆G4SP/HSOik
[saga]
2013/09/28(土) 10:07:44.07 ID:5H8gBlq40
一夏「よし、初日はシミュレート通りの完璧な結果になったな」
一夏「元々純粋な好奇心と好意が働いていたことだし、思った以上に感じが良かったぞ」
一夏「さて、あとは俺の部屋の確認と、食堂とトイレだな」
一夏「この部屋だな(――――――あれ、何で開いているんだ? 俺だけの部屋なのに)」ガチャ
箒「――――――い、一夏!?」ユアガリシタギスガタ
一夏「ん? 失礼しました」バタン
一夏「あれ、部屋を間違えたか? それともこっちの情報が間違っているのか?」
一夏「えっと、寮長に訊いたほうが早いか。確か、1年の寮長は千冬姉だったな」
箒「ま、待ってくれ、一夏!」ガチャ
一夏「ん? ああ、やっぱり目の錯覚じゃない……(急いで応対するために所々開けているな……)」
箒「わ、私に用があったのだろう?」ワタワタ
一夏「こいつを見てくれ。この割り当て、どう思う?」
箒「え……そ、そんな馬鹿な…………」
千冬「部屋の都合がつかず、自動的に割り振られてしまったようだな」
千冬「すまない。こちら側のミスだ」
箒「織斑先生……」
一夏「それじゃ、俺は帰っていいですか?」
千冬「……どこにだ?」
一夏「――――――実家に」
箒「え!?」
一夏「久々に実家で寝泊まりしたのは昨日と一昨日だけだったし……」
千冬「外泊は許可できん」
箒「そ、それじゃ、一夏は私と――――――」
一夏「あ、それじゃ、ここがいいな、――――――寮長室」
一夏「どうせ臨海学校の時とかの部屋割りで妥協する場面なんてくるんだからさ、家族水入らずってことで」
千冬「む、確かにそうかもしれないが、寮長としてはそれは承諾しかねる」
一夏「そんな堅いこと言わずに、ねえ? ねえ!」
箒「――――――い、一夏!」
一夏「え、何?」
箒「わ、私が我慢すればいいだけの話だ。それでこの話は終わりだ」
一夏「……それでいいの? まあ、俺は箒なら“きちんとしておけば”問題無いと思うけど」
箒「そ、そうか(『きちんとしておけば』――――――?)」
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