過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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192: ◆vc6TpLHdOs[saga]
2013/10/05(土) 11:50:12.57 ID:VtjwWFxF0



箒「お前が来てくれるだなんてな…………」モジモジ

一夏「神楽舞――――――、よかった。凄くよかったと思うぞ」

一夏「様になっていて驚いた。女の子らしい格好が似合うようになっちゃって――――――いや、白のドレスが似合っていたんだ。当たり前か」

一夏「相変わらず綺麗でびっくりした」

箒「そ、そうか、ありがとう……」ニッコリ

一夏「いいね、その笑顔。ラウラとは違って、ようやく素直になれたって感じ」

一夏「この前 みんなと一緒に実家で過ごした時、凄く優しい顔をしていたよ」

一夏「――――――素敵だった」

箒「…………よ、よくもそんなことを平然と」カア

一夏「いろいろあったな、この1年…………1年で俺の人生は大きく変わった」

箒「え、1年――――――? 4ヶ月じゃなくて?」

一夏「そうか、この事は誰にも教えていなかったな」

一夏「じゃあ、種明かしをするよ」

箒「種明かし?」

一夏「実は俺、去年のオープンハイスクールで千冬姉の慰労に訪れた際にISを動かしていたんだ」

箒「何!?」

一夏「だから俺は、入学するまでにはISを使いこなせていたんだ。もちろん、IS適性が高かったこともあったけど」

一夏「でも、そんなことは些細なことだ」

一夏「箒も『紅椿』を得てどんどん強くなってきているし、スタートダッシュの貯金はもうなくなりそうだ」

箒「それはお前の指導が適切だったからだ。そして、お前に応えたいと思わせる誠意があったからだ」

一夏「わからないもんだな、人生ってやつは…………」

箒「一夏…………」

一夏「俺は人には言えないような秘密をいっぱい抱えて生きている」

一夏「でも、これから言うことは真実だ」

一夏「俺は今、こうしてIS学園に入れてよかったと思ってる」

箒「ど、どうして……?」


一夏「――――――そこに“篠ノ之 箒”がいたからだ」


箒「…………え!?」ドキッ




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