過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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◆vc6TpLHdOs
[saga]
2013/10/05(土) 11:50:12.57 ID:VtjwWFxF0
箒「お前が来てくれるだなんてな…………」モジモジ
一夏「神楽舞――――――、よかった。凄くよかったと思うぞ」
一夏「様になっていて驚いた。女の子らしい格好が似合うようになっちゃって――――――いや、白のドレスが似合っていたんだ。当たり前か」
一夏「相変わらず綺麗でびっくりした」
箒「そ、そうか、ありがとう……」ニッコリ
一夏「いいね、その笑顔。ラウラとは違って、ようやく素直になれたって感じ」
一夏「この前 みんなと一緒に実家で過ごした時、凄く優しい顔をしていたよ」
一夏「――――――素敵だった」
箒「…………よ、よくもそんなことを平然と」カア
一夏「いろいろあったな、この1年…………1年で俺の人生は大きく変わった」
箒「え、1年――――――? 4ヶ月じゃなくて?」
一夏「そうか、この事は誰にも教えていなかったな」
一夏「じゃあ、種明かしをするよ」
箒「種明かし?」
一夏「実は俺、去年のオープンハイスクールで千冬姉の慰労に訪れた際にISを動かしていたんだ」
箒「何!?」
一夏「だから俺は、入学するまでにはISを使いこなせていたんだ。もちろん、IS適性が高かったこともあったけど」
一夏「でも、そんなことは些細なことだ」
一夏「箒も『紅椿』を得てどんどん強くなってきているし、スタートダッシュの貯金はもうなくなりそうだ」
箒「それはお前の指導が適切だったからだ。そして、お前に応えたいと思わせる誠意があったからだ」
一夏「わからないもんだな、人生ってやつは…………」
箒「一夏…………」
一夏「俺は人には言えないような秘密をいっぱい抱えて生きている」
一夏「でも、これから言うことは真実だ」
一夏「俺は今、こうしてIS学園に入れてよかったと思ってる」
箒「ど、どうして……?」
一夏「――――――そこに“篠ノ之 箒”がいたからだ」
箒「…………え!?」ドキッ
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