過去ログ - 落とし胤の一夏「今更会いたいとも思わない」
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◆G4SP/HSOik
[saga]
2013/09/28(土) 10:03:31.42 ID:mq5otnXP0
一夏「久しぶり、篠ノ之箒。6年振りだね。すぐにわかったよ」
一夏「中体連剣道女子の部、優勝おめでとう」ニコニコ
箒「…………ああ、ありがとう」オドオド
一夏「物怖じせずに、さあ! ここを逃したら、きっと満足に喋る機会を失うぞ」
一夏「わかっているだろうけれど、昔とは変わったからな……」
一夏「箒と同じように俺もIS絡みでな……」
一夏「――――――重要人物保護プログラム」
箒「……知っていたのか」
一夏「情報っていうのは偉いやつの許に流れてくるものさ」
一夏「最初の文明が築かれた場所に大河が流れているように……」
箒「そ、そうなのか……?」
一夏「――――――辛かったろう?」
箒「え……」
一夏「俺、良家の養子にならなかったら、箒がどんな思いで毎日を生きているのか考えることもなかった」
一夏「何故突然引っ越してしまったのかその理由も知らずに…………」
一夏「ここでは“篠ノ之 箒”でいられるのだろう? “篠ノ之 箒ではない別な誰か”を演じる必要もない――――――」
一夏「ここで出会えたのは奇跡だ! 不謹慎かもしれないけど、分かり合える仲、だからさ――――――」
一夏「だから、昔のような付き合いをお願いしたい」
一夏「俺は剣道は辞めたけど、居合術は辞めずに磨いてきたんだ」
一夏「中体連ナンバーワンの箒が稽古の相手をしてくれると助かる」
箒「…………い、一夏」
一夏「ほら、約束してくれ」
一夏「押しが弱いと損をするよ。社交界ってそういうところだから」
箒「あ、ああ! これからよろしく頼む、一夏!」ガシッ
一夏「これで昔のように――――――とはいかないところもあるけれど、頑張っていこう」
一夏「できる限りを尽くすよ」ニコッ
箒「……ありがとう、一夏。本当に変わった…………昔以上に頼もしくなった」
箒「また会えてよかった……本当に……(だが、少し…………)」ニコー
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