114:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage saga]
2013/09/28(土) 19:09:23.86 ID:0AKJu9Xr0
絵里「ねえ穂乃果。私は思うんだけど」
穂乃果「……」
絵里「私の中にも、確かに理想の自分がいるわ。でも、結局それって、単なるイメージや言葉に過ぎないの」
にこ「分かる?そんなのじゃ、ダメなのよ……!」
穂乃果「……?」
希「穂乃果ちゃん……ほんとに欲しいものっていうんはな。そんな風に簡単にイメージできたり、言葉にできたりするもんやないと思うんや」
穂乃果「……!」
絵里「もっと繊細で、あいまいで、もやもやとしていて……でもそれに向かって手を伸ばさずにはいられない、そんな何か……」
希「うちらはみんな、そんな何かにかき立てられるようにしながら、今もここにいる」
にこ「……あんたと出会う前のニコたちはね。そうやって抑えきれないもやもやを抱えたまま、どっちに向かって歩き出せばいいかも分からずに、ただ立ちつくしていたのよ」
絵里「夢の見方も知らない、子供みたいに……ね」
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