過去ログ - 【ガルパン】あんこうチームの同窓会
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5:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/09/28(土) 18:15:08.28 ID:JiTN6bKjo
みほ「華さん。こんなこと訊いていいのかどうか、分からないけど…」

華「何でしょう、みほさん。気にしないで、どんなことでも言ってください」

みほ「政略結婚なんて…華さんは、それでいいの?」

優花里「五十鈴殿は納得してるんでしょうか。そういう結婚で、幸せなんですか?」

華「このお話を聞くと、誰もがそう言いますね」

みほ「当然だと思う。私たちは他人だから、どうこう言える立場じゃないけど」

優花里「大きなお世話かもしれませんが、大事な友達の将来に関わることです」

華「ありがとうございます、気に掛けてくださって。でも心配しないでください」

みほ「相手の人って、どんな男の人なの?」

華「年齢は10歳上です」

優花里「じゃあ、もう30歳を超えてるんですね」

華「はい。その銀行には系列の会社が複数ありますけど、その幾つかで役員をしています」

みほ「優しい人?」

華「それはもう。お婿様に来てもいい、というくらいのかたですから」

優花里「大人しい男性、ってことですか」

みほ「もちろん、もう何回か会ってるんだよね?」

華「ええ。いつも借りてきた猫のようです。わたくしみたいな、まだ学生の小娘が相手なのに」

優花里「でもそれじゃ、ちょっと物足りなくないですか?」

みほ「そうだよね。何でもいいから、何か頼れる一面があった方がいいよね」

華「ところが、それは逆なんです」

みほ「逆?」

華「そのかたは、これからうちへ来ていただいたら、もっと大人しくなります」

優花里「それは、尻に敷く、という宣言ですか?」

華「女が圧倒的な支配権を持つ五十鈴家の“型”に、キッチリはめてさしあげます。ふふふ」

みほ「……今の華さん、ちょっと怖かったね」

優花里「……目が、邪悪な光を放ってましたね」


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