103: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:48:07.43 ID:ImDBasWD0
―数日後―
少年「(学校に来たら机の上に花瓶が置かれていた、ずいぶん古典的だ)」
クスクス…
104: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:48:56.48 ID:ImDBasWD0
―放課後―
少年「(あの後は昼ご飯に虫を投入された程度で済んだ、おかげで腹は減っているが)」
少年「(外靴が戻ってきてる…ってことは)」
105: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:49:37.75 ID:ImDBasWD0
竜『今日も来ないのか』
竜『…どうして?』
106: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:50:20.86 ID:ImDBasWD0
―1週間後―
少年「(あれから約1週間、だいぶエスカレートしてきた。さすがに水を頭上からかけられたのには焦った、タオルを準備してて良かった)」
少年「(我ながらよく学校に来てるな)」
107: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:51:52.61 ID:ImDBasWD0
少年「(ど、どこに逃げよう)」
少年「(家、は待ち伏せされてるかもしれない)」
少年「(……隠れる場所があそこしか思い付かない)」
108: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:52:34.90 ID:ImDBasWD0
竜『……お? 来たみたいだ』
少年「はあ…、はあ…」ガチャッ
109: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:53:05.79 ID:ImDBasWD0
少年「…………」チラッチラッ
竜『どうしたの少年、しきりに扉を気にしているようだけど。扉フェチ?』
少年「っ…いや、なんでもないよ」
110: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:53:39.51 ID:ImDBasWD0
竜『だろうね』
少年「なんでいないの?」
竜『さあ?』
111: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:54:12.38 ID:ImDBasWD0
♪紳士はスマートに仕事をこなす
竜『少年ちょっと後ろ向いて両腕を上げて』
少年「なんで? いいけど」
112: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:54:44.01 ID:ImDBasWD0
竜『やあらけー、ふにふにー。これはあれだね、一種の麻薬だね、味わってしまったらもう抜け出せない』
少年「腹筋が固くて全然気持ちよくない…」
竜『俺は最高に気持ちいいよ』
113: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:55:11.70 ID:ImDBasWD0
少年「この前の朝のあれのことなんだけど」
竜『ん、テレパシーのこと?』
少年「そうそれ、あれってすごい便利じゃないか?」
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