117: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:58:11.12 ID:ImDBasWD0
少年「うちの学校文化祭ないんだよね、ていうかイベントがほとんどない」
竜『へえ』
少年「だからさ、さっきのは嘘」
118: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:58:48.35 ID:ImDBasWD0
竜『…………』
少年「……なんで眠くなるのかわかった」
竜『へえ、教えて』
119: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:59:19.48 ID:ImDBasWD0
竜『さてと』
竜『壁が邪魔だなあ、壊そう』ドゴオオオォォン…
竜『やあ君達お待たせ』
120: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 21:59:51.46 ID:ImDBasWD0
竜『何てね、ほんとは何となくわかってるんだ』
男1「くそっ、なんで、なんで体が動かねえんだ!」
竜『少年の靴が何故か外靴じゃなくて内履だった、雨も降ってないのに髪の毛が湿ってた、なにより服に発信器が取り付けられてた。もう壊したけどあんな目立つとこに付けるなんて何考えてるの? それとも何も考えていないの?』
121: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:00:30.90 ID:ImDBasWD0
竜『ああもう、五月蝿いな。ちょっと静かにしてよ』
男1「誰かいないのか! 頼む助けてくれ! 誰かああ!」
竜『……じゃあ小指から』ポキッ
122: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:01:07.60 ID:ImDBasWD0
竜『あはは、じょーだんだってば、冗談。だって君みたいなゲテモノ食べても不味いに決まってるからね。あ、でも少年は美味しそうな身体してるよなあ……』ジュルリ
男1「痛い…痛い…」
竜『まっ、ようやく静かになってくれたから本題に移れる』
123: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:01:45.42 ID:ImDBasWD0
竜『素直でよろしい、じゃ訊いてくよ』
竜『君たちは彼をいじめてた?』
男1「…………」コクリ
124: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:02:11.32 ID:ImDBasWD0
男1「……知らねえ」
竜『ほんとに?』
男1「本当だ!」
125: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:02:42.03 ID:ImDBasWD0
竜『えー? この程度の痛みで気絶? まったく信じられないなあ。そんなつまんない展開駄目だよ、ほら早く起きて』ドカッ
男1「ごへぁっ、げほっ、げほっ」
竜『おはよう、続けるよ。いじめの内容はどんな感じだったのかな?』
126: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:03:11.55 ID:ImDBasWD0
竜『んーでもまあ大体訊くべきことは訊いたかな。あ、思い出した』
男1「…なんだ?」
竜『君達の中で以前に少年の跡を付けてここに来た人はいるかな? 1週間前のことなんだけど』
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