126: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:03:11.55 ID:ImDBasWD0
竜『んーでもまあ大体訊くべきことは訊いたかな。あ、思い出した』
男1「…なんだ?」
竜『君達の中で以前に少年の跡を付けてここに来た人はいるかな? 1週間前のことなんだけど』
127: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:03:44.35 ID:ImDBasWD0
男1「なあ頼むよ…もう帰してくれないか」
竜『じゃ約束して。もう少年をいじめないって』
男1「約束する! だから」
128: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:04:11.37 ID:ImDBasWD0
竜『蜘蛛の子を散らすようにって表現はこういうことを言うんだなあ、実に醜い』
竜『ま、これで少年も前みたいに毎日ここに来てくれるだろう。よかったよかった』
竜『んー、早く明日にならないかなあ』
129: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:06:25.70 ID:ImDBasWD0
竜『…ん、あれ懐が暖かい』
少年「……くーくー」
竜『……あー、なんだ夢か。どんだけ俺は少年を欲してるんだ。まあ夢なら力を使って無理やり眠らせる必要もないし存分に愉しもう』
130: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:06:51.34 ID:ImDBasWD0
竜『……これは誘ってるに違いない、えいっ』ベロン
少年「うあ! ひっ、な、なにっ?」
竜『うーんこれはキますなあ。どれこちらも味見』ヌチャヌチャ
131: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:07:18.94 ID:ImDBasWD0
竜『…えと、なんでここにいるの?』
少年「その前に説明することがあるよね? なんで僕の服が布切れにクラスチェンジ?」
竜『あー、ほら、俺低血圧だからさ、寝起き機嫌よくないんだよね』
132: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:07:52.05 ID:ImDBasWD0
竜『うん、少年だしね。しょうがないね。それで君はなんでここに戻ってきたのさ』
少年「ああ、そのことなんだけど」
竜『うん』
133: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:08:18.26 ID:ImDBasWD0
竜『まあまあ、少年の口から話してくれたことに意味があるんだからいいじゃない。話してくれてありがとね』
少年「腑に落ちない」
竜『辛かったね、頑張ったね』
134: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:08:48.94 ID:ImDBasWD0
少年「あ、やばい!」
竜『どした?』
少年「ばかやろう!」ペシッ
135: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:09:24.48 ID:ImDBasWD0
竜『まあ無難に提案させてもらうと誰かに持ってきてもらえば?』
少年「そうするか…、携帯、携帯」
竜『あ、言っとくけどこの部屋に入れちゃ駄目だよ』
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