過去ログ - 『「雨だ……」』
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128: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:04:11.37 ID:ImDBasWD0
竜『蜘蛛の子を散らすようにって表現はこういうことを言うんだなあ、実に醜い』

竜『ま、これで少年も前みたいに毎日ここに来てくれるだろう。よかったよかった』

竜『んー、早く明日にならないかなあ』
以下略



129: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:06:25.70 ID:ImDBasWD0
竜『…ん、あれ懐が暖かい』

少年「……くーくー」

竜『……あー、なんだ夢か。どんだけ俺は少年を欲してるんだ。まあ夢なら力を使って無理やり眠らせる必要もないし存分に愉しもう』
以下略



130: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:06:51.34 ID:ImDBasWD0
竜『……これは誘ってるに違いない、えいっ』ベロン

少年「うあ! ひっ、な、なにっ?」

竜『うーんこれはキますなあ。どれこちらも味見』ヌチャヌチャ
以下略



131: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:07:18.94 ID:ImDBasWD0
竜『…えと、なんでここにいるの?』

少年「その前に説明することがあるよね? なんで僕の服が布切れにクラスチェンジ?」

竜『あー、ほら、俺低血圧だからさ、寝起き機嫌よくないんだよね』
以下略



132: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:07:52.05 ID:ImDBasWD0
竜『うん、少年だしね。しょうがないね。それで君はなんでここに戻ってきたのさ』

少年「ああ、そのことなんだけど」

竜『うん』
以下略



133: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:08:18.26 ID:ImDBasWD0
竜『まあまあ、少年の口から話してくれたことに意味があるんだからいいじゃない。話してくれてありがとね』

少年「腑に落ちない」

竜『辛かったね、頑張ったね』
以下略



134: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:08:48.94 ID:ImDBasWD0
少年「あ、やばい!」

竜『どした?』

少年「ばかやろう!」ペシッ
以下略



135: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:09:24.48 ID:ImDBasWD0
竜『まあ無難に提案させてもらうと誰かに持ってきてもらえば?』

少年「そうするか…、携帯、携帯」

竜『あ、言っとくけどこの部屋に入れちゃ駄目だよ』
以下略



136: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:09:55.16 ID:ImDBasWD0
少年「……あ、もしもし、僕だけど頼みがあるんだ、……うん、……に上着を持ってきて欲しいんだが、…え、なんでって…………転んで服破れた」

竜『(苦しすぎる)』

少年「うん、それはもう真っ二つに、まさに奇跡の一瞬だった。うん、うんじゃあ頼むよ、場所わかる? …了解、着いたらまた電話して、じゃ」
以下略



137: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/04(金) 22:10:29.09 ID:ImDBasWD0
少年「あいつがいなかったらとてもじゃないけどやっていけなかっただろうなあ、面と向かっては言ったことはないけど感謝してる」

竜『あっそ』

少年「…ポチなんか怒ってない?」
以下略



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