204: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:39:33.68 ID:dVWfdqUE0
少年「……大丈夫なのかな」
竜『? 何が?』
少年「入院してる奴さ、結構酷い怪我してるらしいんだ。正直きらいだったけどやっぱり心配だ」
205: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:41:44.06 ID:dVWfdqUE0
竜『確かにね、他に手段はいくらでもあっただろう。最善策じゃなかったかもしれない。でもさ、事実少年の問題は解決したじゃないか』
少年「解決、したのかな」
竜『いじめはなくなったんだろう?』
206: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:43:19.92 ID:dVWfdqUE0
少年「即答された…なんで?」
竜『なんで、と言われてもなあ。俺人間と付き合って碌なことがなかったんだよね』
少年「運が悪かったんだな」
207: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:45:35.44 ID:dVWfdqUE0
♪テスト
竜『そうだ、血と言えば少年俺の血を飲んでみない?』
少年「なにそのグロい提案。別にニンニクは苦手じゃないが」
208: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:47:01.73 ID:dVWfdqUE0
少年「宿題を始める、ポチ援護しろ!」
竜『あいあいさー!』
少年「……待てよ」
209: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:48:32.99 ID:dVWfdqUE0
少年「…………」カリカリ
竜『(間違ってる…! あんな真面目な顔つきなのに間違えまくってるよ少年……! 思わず涙出てきた)』ブワッ
少年「…………」カリカリ、ドヤァ
210: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:50:21.88 ID:dVWfdqUE0
少年「……あ、なんでこんな間違いを」ゴシゴシ
竜『少年考え方は良いから素質ないわけじゃないんだけどなあ』
少年「じゃあ何故成績上がらないんだろうか」
211: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:52:04.95 ID:dVWfdqUE0
少年「ポチさ、なんでそんなに頭いいの? あ、いや答えたくないならいいんだけど」
竜『俺にはすごい先生がいたからね』
少年「竜の世界にも学校あるのか」
212: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:53:10.06 ID:dVWfdqUE0
竜『まあなんかかんやあってその人は俺の先生と言える存在になってくれたんだよ、随分たくさんのことを教わった』
少年「省略した部分がとても気になるけどまあいいや。…だからポチ物知りなのかあ」
竜『生きてるうちに自然に身に付いた知識も大概だけどね、だてに長い時間を過ごしてないよ』
213: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/09(水) 21:54:12.91 ID:dVWfdqUE0
少年「家帰るの面倒」
竜『じゃあここに泊まっていきんしゃい』
少年「それは嫌だけど。生活するには不便すぎる」
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