281: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:02:21.19 ID:vRxL7zLj0
少年「ぐっどもーにんぐ! ポチっ」バーン!
竜『…いい朝だね少年』
少年「……?」キョトン
282: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:04:32.11 ID:vRxL7zLj0
男2「……誰も居ないな」
男2「(残るはこの上だけか、恐らくあの場所に繋がっているはず)」
男2「(……階段に最近人が通った跡がある、埃がここだけない。足跡も多種多様だ。つまりあいつらもここに来たってわけだ)」
283: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:06:52.09 ID:vRxL7zLj0
竜『むぎゅー』ギュー
少年「ぐええ…ちょ、締めすぎしめすぎ、呼吸できん」バタバタ
竜『…………』ギュウウウゥ
284: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:09:09.82 ID:vRxL7zLj0
男2「……誰もいない? ここじゃなかったのか?」
男2「! あれは竜のぬいぐるみ……? ぐおっ」ドサッ
男2「(何だ、全身が痺れる様な……くそっ体がほとんど動かねえ)」ググッ
285: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:11:00.27 ID:vRxL7zLj0
竜『うん?』
少年「……えーと、あ、今日も食べ物持ってきてやったぞ」
竜『ほんと? わあいありがとー』
286: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:13:01.73 ID:vRxL7zLj0
竜『…………』スッ
男2「げほげほ! はあ、はあ…(? 首が解放された……? でもやっぱり体が動か)」
竜「…………」グチッ
287: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:15:37.61 ID:vRxL7zLj0
竜『少年が白濁まみれだ……』
少年「うう、冷たいしにちゃにちゃして気持ち悪……あ、でもこの牛乳甘い」ペロッ
竜『…………』ブバッ
288: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:17:53.15 ID:vRxL7zLj0
男2「(影が……あれは、やはり…!)」
竜『(なんでこんな子供が閃光弾なんて持ち歩いているんだ!? だめだ、目を封じられたら毒の視線が使えない!)』
男2「(体が動く! 今の内に)にげっ」ブシャアアア
289: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:20:00.78 ID:vRxL7zLj0
少年「へ、へっくしょん! うぅ」
竜『あちゃあ、もしかして風邪引いちゃった?』
少年「ポチのせいでなっ! ここ来るたびに服が悲惨な目に合う気がする」
290: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:22:05.84 ID:vRxL7zLj0
竜「へ、へっくしょん! (やられた! 今はあんな形状の催涙スプレーがあるのか!)」
男2「う、おおおおお」ダダダッゴロゴロ
竜『(音の方向から察するに前空けた穴の方に逃げられたみたいだ、今から追っても間に合わない)』
291: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/10/26(土) 01:24:01.39 ID:vRxL7zLj0
男2「ハァハァ…(だめだ、もう意識を保つのが限界だ)」ズル…
男2「……うご、け(無理だ)」バタン
男2「…………(女……)」
933Res/559.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。