32: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:20:10.95 ID:8zSSngOd0
 少年「決めた!」 
  
 竜『わっ! な、何?』 
  
 少年「ここ掃除する!」 
33: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:25:55.57 ID:8zSSngOd0
 少年「…………」スヤスヤ 
  
 竜『おーい少年?』 
  
 少年「ハッ、また寝てしまった」 
34: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:31:20.96 ID:8zSSngOd0
 少年「ていうかそうだよ! いつまでも抱きついてないで早く勉強教えろよ!」 
  
 竜『えーしょうがないなあ。また数学でいいの?』 
  
 少年「うん、え、まさか他にも出来るの?」 
35: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:36:30.74 ID:8zSSngOd0
 少年「あーだからこうなるのかあ」 
  
 竜『そうそう、大分わかってきたみたいだね』 
  
 少年「ポチの教え方が上手いからな、ありがとう」 
36: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:41:29.99 ID:8zSSngOd0
 少年「竜って何食うのかなーて調べようとしたんだけどよくわかんなくてさ、まあ竜もトカゲも似たようなもんだろーって思ったんだけど」 
  
 竜「お、おええええええええぇぇ…」オロロロロロ… 
  
 少年「お、おい大丈夫?」 
37: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:46:17.19 ID:8zSSngOd0
 少年「よーし宿題終わり!」 
  
 竜『お疲れさまーえらいえらい』ナデナデ 
  
 少年「その鋭利な爪を生やす手で撫でられると恐怖でしかない」 
38: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:53:15.94 ID:8zSSngOd0
 竜『少年さあ、人生楽しい?』 
  
 少年「と、唐突に深い問いをするなよ…」 
  
 竜『なんかさあ、君たち見てるとよくわかんなくなるんだよねえ。服従した態度を見せても心の中ではどす黒い欲望を飼い馴らしているし、同じ対象をまったく正反対のものとして呼称したりするし、自分で裏切っておいて後々とても後悔したりするし、せっかく苦労して手に入れたものを自分で捨てちゃうし。俺にはよくわかんないよ』 
39: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 20:57:46.61 ID:8zSSngOd0
 少年「あー視界が闇に包まれてゆくー」 
  
 竜『もう真っ暗だ、夜と言えば幽霊さんが活動し始める時間だねえ』 
  
 少年「…………」カチカチ 
40: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/09/30(月) 21:03:02.15 ID:8zSSngOd0
 竜『おーい少年、そろそろ起きなよー』ユサユサ 
  
 少年「ハッ、うわあぁお化けだああぁ! 憑かれるうぅ!」 
  
 竜『竜だよ』 
41: ◆yJ9Y64R876[sage]
2013/09/30(月) 21:05:24.40 ID:8zSSngOd0
 今日はここまで、次回は♪一方通行 
 明日は7時くらいから。 
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