329: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:13:43.16 ID:NFZwBTHL0
《そうか、じゃあもう1つ聞く、昨日お前俺の姿をどこかで見たか?》
少年「え、いや多分見てないと思うけど」
《……じゃあいったい誰が》ボソッ
330: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:15:52.86 ID:NFZwBTHL0
♪灯台下暗し
男2「(昨日俺は襲われた後、建物を出る前に気絶してしまったはずだ)」
男2「(だが通報を受け駆けつけた救急隊員の話では俺は建物から数十メートル離れた場所で倒れていたそうだ、また通報した人間もすでに現場から消えていた)」
331: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:20:40.06 ID:NFZwBTHL0
少年「…………」
竜『どしたの少年難しい顔して?』
少年「なんか、嫌な予感がする」
332: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:25:40.29 ID:NFZwBTHL0
少年「はうあっ!」
竜『奇声を上げてどしたの少年?』
少年「そうだよ明日から期末テストだ!」
333: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:29:36.20 ID:NFZwBTHL0
少年「…………」カキカキ
竜『(本を読むのは久しぶりだなあ、昔は彼女によく見せてもらったっけ)』ペラペラ
竜『(あの頃も悪くなかったなあ、色んなことを学べたし一部の人間とは友好的な関係を築けていた。まあ結局は滅茶苦茶にしてしまったけど)』ペラ
334: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:33:30.49 ID:NFZwBTHL0
少年「あたまぱんくしそう」プスプス
竜『小休止入れたら?』
少年「…いや、もうちょっとがんばる」
335: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:37:55.48 ID:NFZwBTHL0
少年「あれ、なんかさ、勘違いかもしれないけど僕数学前よりできるようになってる気がする」カキカキ
竜『……今俺は感動している』
少年「な、なんで?」
336: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/02(土) 19:38:49.53 ID:NFZwBTHL0
竜『少年もう暗くなったしそろそろ帰らないと…』
少年「もう少しだけ、もう少しだけここでやらせてくれ」
竜『それはいいけど、少年どうしてそこまで頑張るの? 多分もうそこまで酷い点数は取らなくてすむと思うけど』
337: ◆yJ9Y64R876[sage]
2013/11/02(土) 19:39:38.04 ID:NFZwBTHL0
今日はここまで、次回は♪決意
338: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/09(土) 21:56:55.33 ID:LQ0HFKtJ0
―数日後―
竜『……ん、そろそろかな』
少年「ポチーーーー!」パタパタバタンッ
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