361: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:03:43.80 ID:Wgj7yzpG0
少年「…………」オリオリ
竜『暇ー』
少年「…………」オリオリ
362: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:04:39.67 ID:Wgj7yzpG0
少年「なんでそうやって度々僕を食べようとするの」
竜『本能には逆らえない』
少年「いつもご飯もってきてるじゃん」
363: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:05:38.25 ID:Wgj7yzpG0
少年「……せい!」
竜『?』
少年「今、ポチにテレパシー送った。届いた?」
364: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:06:38.98 ID:Wgj7yzpG0
少年「ポチすごいなあ、もしかして他にも一発芸できる?」
竜『伝説級の力をそう表現されるとは…、まあそこそこできるよ』
少年「エントリナンバー1番ポチさんです、どうぞ」パチパチ
365: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:07:39.97 ID:Wgj7yzpG0
竜『俺も少年の一発芸見たいな』
少年「……取り出したるはさくらんぼ」サッ
竜『あっおいしそう頂戴』
366: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:08:14.82 ID:Wgj7yzpG0
男2「(もし奴が本当に能力を全て持っているとしたらその元となった竜の弱点も受け継いでいるかもしれない)」
男2「(それを確かめるには…)」
ピッピッピッPrrrrr…
367: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:09:54.65 ID:Wgj7yzpG0
少年「あ、また電話だ。しかも知らない番号」
竜『俺、その機械嫌いだな。それのせいで少年とゆったりした気持ちでお話できない』
少年「んー…わかった、ここでは鳴らない様にしておくよ、はいもしも…」
368: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:11:30.20 ID:Wgj7yzpG0
ツーツーツー…
男2「不発みたいだな」
男2「……あの能力の源流がバジリスクではなくコカトリスだった場合雄鶏の鳴き声は弱点にはなり得ないが」
369: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:12:33.07 ID:Wgj7yzpG0
竜『俺はここが気に入ってるんだ』
少年「こんな薄暗くて肌寒い場所がか? ポチって変わってるなあ」
竜『そんな場所にほぼ毎日足繁く通う少年も変わってるよー』
370: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:13:57.60 ID:Wgj7yzpG0
竜『家族、友人、社会的地位、衣食住の保証、このまま順当に進めば与えられるであろうごく一般的な人間としての未来、それらを失ってまで叶える覚悟があるのかい?』
少年「そ、そんなに大変なお願いだったのだろうか」
竜『実はそうなんだよー、無理でしょー?』
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