370: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:13:57.60 ID:Wgj7yzpG0
竜『家族、友人、社会的地位、衣食住の保証、このまま順当に進めば与えられるであろうごく一般的な人間としての未来、それらを失ってまで叶える覚悟があるのかい?』
少年「そ、そんなに大変なお願いだったのだろうか」
竜『実はそうなんだよー、無理でしょー?』
371: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:15:08.64 ID:Wgj7yzpG0
少年「…まだ途中じゃん」
竜『君は物事をもっと深く考えた方がいい、自分の決断の重大さがわかっていない』
少年「考えてる、よ。多分」
372: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:15:36.16 ID:Wgj7yzpG0
男2「(絶対に犠牲を出さずに奴を追い出すには……)思いついたには思いついた」
男2「だが協力者が必要だな」
男2「待つしかないか」
373: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:16:49.40 ID:Wgj7yzpG0
Prrrrr…
男2「よお、早かったな」ピッ
《…調べた?》
374: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:17:29.99 ID:Wgj7yzpG0
―夜、少年の自宅―
少年「おーい」コンコン
弟「入ってまーす」
375: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:18:32.11 ID:Wgj7yzpG0
弟「え? 料理? いいけどなんで?」
少年「…え、えーと」
弟「誰かに食べさせてあげるとか?」
376: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/23(土) 20:19:41.29 ID:Wgj7yzpG0
少年「えーとこうやるのかな…」カチカチ
少年「……だめだ、こんないびつじゃ喜んでくれないだろ。やり直し」
少年「時間がない、あと何日だ? うわ、マジか…」
377: ◆yJ9Y64R876[sage]
2013/11/23(土) 20:21:54.72 ID:Wgj7yzpG0
今日はここまで、次回は♪とある竜の青春の夢
378:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/11/23(土) 21:41:38.97 ID:spM1qlsQO
おひさ
379: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/30(土) 19:56:07.05 ID:RhmTn4XG0
―数日後―
少年「おはようございまーす……」ドヨーン
竜『おはよ…どうしたの少年? 体調良くなさそうだけど』
380: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/30(土) 19:57:07.29 ID:RhmTn4XG0
♪とある竜の青春の夢
――――
竜『(……ここは、ああ夢の中か。それもよりによってあの時の)』
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