383: ◆yJ9Y64R876[saga]
2013/11/30(土) 19:59:24.52 ID:RhmTn4XG0
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竜『うん、もう十分身体暖まったから離れるね。嫌だろうに付き合ってくれてありがとね』パッ
竜『(あ、これはちょっとケンカっぽい雰囲気になった時だ)』
少年「……だめだ」ギュッ
少年「…………」ボロボロ
竜『(うわあ泣いてる姿も可愛いなあ、実にそそられる)』
少年「何勝手にひとりで満足して離してるんだ! さむいんだよ! さみしいんだよ! 悲しいんだよ! ポチが離れたあの瞬間何故だか喪失感がものすごかったんだよ! ご覧の通り思わず泣いちゃったよ!」
竜『(……本当の意味で俺自身が必要だと言われたのはこの時が初めてだった気がする)』
竜『…大丈夫、離さない、離れない。俺はここにいるよ』
少年「ずっといるって約束しろよバカ竜がぁ……」
竜『いいよ、約束する』
少年「…うぅ、うあぁ……」ギュウウゥゥ
竜『(ああ、この時はっきり自覚したんだ。君への気持ちを)』
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