521: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:50:39.90 ID:McW+AEBq0
少女「…………」ウトウト
竜『ちょっと』
少女「はうあ!? いいえ寝ていませんが!?」
522: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:51:06.31 ID:McW+AEBq0
少女「え、それは、そのちょっと恥ずかしいです……」
竜『なんだ、疚しい願望か』
少女「や、やましくなんてないです! じゃあ言いますよ! お、お…」
523: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:51:57.02 ID:McW+AEBq0
少女「なんでそんな身も蓋もないことを言っちゃうんですかあ!?」
竜『いやだって君達はいずれ死ぬじゃないか。あ、そうか遠まわしの不老不死の願いだね? さすが人間』
少女「もー! ドラゴンさんのお馬鹿!」
524: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:52:39.24 ID:McW+AEBq0
竜『…………』
少女「…………」
竜『…………』
525: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:53:07.35 ID:McW+AEBq0
少女「? 何を思いついたんですか?」
竜『よいしょ』ギュッ
少女「わ、ど、ドラゴンさん?」
526: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:53:33.20 ID:McW+AEBq0
少女「(…不思議、お母さんとは違うあったかさだ。わたしの身体がまるまる包まれて、とても心が落ち着く。もしかしたら…)」
少女「(お父さんに抱きしめられたらこういう感じなのかな)」
竜『あ』
527: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:54:01.28 ID:McW+AEBq0
少女「はい…あきらめずにもう1回探します……」
竜『そうじゃなくて、少女の分も俺が願っておいたから』
少女「だ、だめですよそんな願い事2つもするなんてルール違反です!」
528: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:54:33.02 ID:McW+AEBq0
―再び洞窟―
少女「あ、あの…」
竜『ん? どうしたの?』
529: ◆yJ9Y64R876[sagesaga]
2014/02/18(火) 13:55:14.01 ID:McW+AEBq0
今日はここまで、次回は♪A half line or a line segment?
530:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 08:22:19.45 ID:pEg/UxuDO
お、復活してる
少女も馴染むの早いなぁ
531: ◆yJ9Y64R876[sage]
2014/03/31(月) 19:15:03.51 ID:gx2dcQEo0
―数日後、洞窟―
少女「――と降りしきる雨の中、これが引きこもりの少女とどこか風変わりな少年の不思議な出会いでした。ふう」
竜『そこまでで第一章かい? ありがとう、読むの疲れただろう?』
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