524: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:52:39.24 ID:McW+AEBq0
竜『…………』
少女「…………」
竜『…………』
525: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:53:07.35 ID:McW+AEBq0
少女「? 何を思いついたんですか?」
竜『よいしょ』ギュッ
少女「わ、ど、ドラゴンさん?」
526: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:53:33.20 ID:McW+AEBq0
少女「(…不思議、お母さんとは違うあったかさだ。わたしの身体がまるまる包まれて、とても心が落ち着く。もしかしたら…)」
少女「(お父さんに抱きしめられたらこういう感じなのかな)」
竜『あ』
527: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:54:01.28 ID:McW+AEBq0
少女「はい…あきらめずにもう1回探します……」
竜『そうじゃなくて、少女の分も俺が願っておいたから』
少女「だ、だめですよそんな願い事2つもするなんてルール違反です!」
528: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/02/18(火) 13:54:33.02 ID:McW+AEBq0
―再び洞窟―
少女「あ、あの…」
竜『ん? どうしたの?』
529: ◆yJ9Y64R876[sagesaga]
2014/02/18(火) 13:55:14.01 ID:McW+AEBq0
今日はここまで、次回は♪A half line or a line segment?
530:以下、2013年にかわりまして2014年がお送りします[sage]
2014/03/04(火) 08:22:19.45 ID:pEg/UxuDO
お、復活してる
少女も馴染むの早いなぁ
531: ◆yJ9Y64R876[sage]
2014/03/31(月) 19:15:03.51 ID:gx2dcQEo0
―数日後、洞窟―
少女「――と降りしきる雨の中、これが引きこもりの少女とどこか風変わりな少年の不思議な出会いでした。ふう」
竜『そこまでで第一章かい? ありがとう、読むの疲れただろう?』
532: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:15:53.06 ID:gx2dcQEo0
竜『それにしても君が突然ここに来たときは驚いたよ、よく1人で来れたね』
少女「えへへ、方向感覚はいい方なんです。お母さんと違って」
竜『言うねえ。そういえば今日お母さんはどうしたの? 仕事?』
533: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:16:38.84 ID:gx2dcQEo0
竜『特にないってどゆことさ?』
少女「えと、お母さん興味のある分野には何でも手を出しているそうでなので。何でも「こんなにも世界には興味深いものが溢れているのにたった1つの物にこだわるなどツマラナイではないか!」だそうです」
竜『学者らしいというかなんていうか』
534: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:17:25.58 ID:gx2dcQEo0
竜『あ、そういえば風邪はよくなったかい?』
少女「はい、おかげさまで。風邪引いたのなんて初めてなのでなんだか新鮮でした」
竜『そっかー俺はかかったことないからうらやましいなあ』
933Res/559.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。