542: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:24:50.98 ID:gx2dcQEo0
竜『ううん? やっぱり難しいなあ、何を持ってそこの所区別付けてるんだ?』
少女「そうですね…その人とずっと一緒にいたくて仕方がないとか、その人がいないと耐えられないとか本気で思えるのとかという違いはあると思います」
竜『……依存心?』
543: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:25:52.18 ID:gx2dcQEo0
少女「え? は、はい勢いで言っちゃいましたすみません」
竜『そうか…恋っていうのは大切なものなんだね、どうやら流れ星さんは働き者のようだ』
少女「えっ? あっ」
544: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:26:44.71 ID:gx2dcQEo0
竜『そういえば君は数学は得意かい?』
少女「数学ですか? 正直解くのは苦手かもしれません…」
竜『そうかあ、俺は結構好きだけどな。暇つぶしに最適』
545: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:27:46.63 ID:gx2dcQEo0
竜『他には他には他には他には他には!?』
少女「では有名なのを一つ」
竜『どきどき…』
546: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:28:45.51 ID:gx2dcQEo0
少女「仮にドラゴンさんとカメさんでかけっこをするとします」
竜『何そのシュールな光景』
少女「でもカメさんはのんびり屋さんなのでハンデをつけます、ドラゴンさんは100メートル後ろからスタートします」
547: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:29:52.07 ID:gx2dcQEo0
♪A half line or a line segment?
竜『…あ、そうか』
少女「わかりましたか?」
548: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:30:38.28 ID:gx2dcQEo0
少女「ドラゴンさん、よかったら少し外を歩いてみませんか?」
竜『外か…まだ日が高いから出歩くのはちょっと遠慮しときたいかな』
少女「普通暗くなったらじゃないですか……?」
549: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:31:31.61 ID:gx2dcQEo0
―森の中―
竜『で、適当に森の中を歩けばいいのかな?』ノシノシ
少女「えへへ見てもらいたい場所があるんです、こっちですっ」タッタッタ…
550: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:32:07.53 ID:gx2dcQEo0
竜『…………』レロ…
少女「ひっ、あ、あのドラゴンさ、ん」ビクッ
竜『心配ないよ、学者が言うには俺の唾液にはバクテリアや菌の類がまったく含まれてないらしいから感染の恐れはない』ピチャピチャ
551: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:33:09.42 ID:gx2dcQEo0
竜『…………はい、お終い。さて、困ったなこれからどうしようか。血は止まったとはいえその怪我じゃ歩けないだろう?』
少女「……這えばなんとか」
竜『どこの軍事訓練だよ、はあ仕方ないちょっと失礼』グイッ
552: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:33:52.47 ID:gx2dcQEo0
竜『いやーそれにしても軽いなあ、ちゃんとご飯食べてる?』ノシノシ
少女「…………」
竜『おーい少女聞いてるー?』
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