545: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:27:46.63 ID:gx2dcQEo0
竜『他には他には他には他には他には!?』
少女「では有名なのを一つ」
竜『どきどき…』
546: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:28:45.51 ID:gx2dcQEo0
少女「仮にドラゴンさんとカメさんでかけっこをするとします」
竜『何そのシュールな光景』
少女「でもカメさんはのんびり屋さんなのでハンデをつけます、ドラゴンさんは100メートル後ろからスタートします」
547: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:29:52.07 ID:gx2dcQEo0
♪A half line or a line segment?
竜『…あ、そうか』
少女「わかりましたか?」
548: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:30:38.28 ID:gx2dcQEo0
少女「ドラゴンさん、よかったら少し外を歩いてみませんか?」
竜『外か…まだ日が高いから出歩くのはちょっと遠慮しときたいかな』
少女「普通暗くなったらじゃないですか……?」
549: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:31:31.61 ID:gx2dcQEo0
―森の中―
竜『で、適当に森の中を歩けばいいのかな?』ノシノシ
少女「えへへ見てもらいたい場所があるんです、こっちですっ」タッタッタ…
550: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:32:07.53 ID:gx2dcQEo0
竜『…………』レロ…
少女「ひっ、あ、あのドラゴンさ、ん」ビクッ
竜『心配ないよ、学者が言うには俺の唾液にはバクテリアや菌の類がまったく含まれてないらしいから感染の恐れはない』ピチャピチャ
551: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:33:09.42 ID:gx2dcQEo0
竜『…………はい、お終い。さて、困ったなこれからどうしようか。血は止まったとはいえその怪我じゃ歩けないだろう?』
少女「……這えばなんとか」
竜『どこの軍事訓練だよ、はあ仕方ないちょっと失礼』グイッ
552: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:33:52.47 ID:gx2dcQEo0
竜『いやーそれにしても軽いなあ、ちゃんとご飯食べてる?』ノシノシ
少女「…………」
竜『おーい少女聞いてるー?』
553: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:34:28.04 ID:gx2dcQEo0
竜『まさか背中から飛び降りるとは…大丈夫? 二重の意味で』
少女「はい、今回は受身を取れましたので無傷です。一先ず吐き気も収まりました」
竜『ていうか移動手段なくなっちゃたなどうしよう…』
554: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:35:41.47 ID:gx2dcQEo0
―夜、洞窟―
学者「お? おーい」
竜『おや、学者だ。どうしてここに?』ノシノシ
555: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:36:23.66 ID:gx2dcQEo0
竜『行っちゃった。…寝床に戻るか』ゴソゴソ
竜『なんでだろ本来これが普通のはずなのに、ここが酷く静かな気がする』
竜『……これがさみしいって感情なのかな』
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