553: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:34:28.04 ID:gx2dcQEo0
竜『まさか背中から飛び降りるとは…大丈夫? 二重の意味で』
少女「はい、今回は受身を取れましたので無傷です。一先ず吐き気も収まりました」
竜『ていうか移動手段なくなっちゃたなどうしよう…』
554: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:35:41.47 ID:gx2dcQEo0
―夜、洞窟―
学者「お? おーい」
竜『おや、学者だ。どうしてここに?』ノシノシ
555: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:36:23.66 ID:gx2dcQEo0
竜『行っちゃった。…寝床に戻るか』ゴソゴソ
竜『なんでだろ本来これが普通のはずなのに、ここが酷く静かな気がする』
竜『……これがさみしいって感情なのかな』
556: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:37:12.86 ID:gx2dcQEo0
―帰り道―
学者「ふう、大事には至らなかったからよかったもののさすがに驚いたぞ」
少女「ドラゴンさんといると楽しくてついはしゃいじゃって」
557: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:38:19.94 ID:gx2dcQEo0
―学者と少女の自宅―
学者「さて、家に着いたわけだが」
少女「お母さんまだご飯食べてないよね? 今わたし、作るね」
558: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:39:57.70 ID:gx2dcQEo0
学者「一応完成したが…」ゴロリ
少女「わあ、ほくほくしておいしそうだね!」
学者「少女の作ってくれる飯と比べるのもおこがましいぐらいの手抜き具合だがな」
559: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:40:46.72 ID:gx2dcQEo0
学者「うぷ…(飽きた……芋なんてこの世から消えてしまえ…)」モシャモシャ
少女「あのねお母さん」
学者「なんだ食うのを手伝ってくれる気になったのか」
560: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/03/31(月) 19:42:16.03 ID:gx2dcQEo0
学者「な、何を突然言い出すのだお前は…ま、まあ話し相手としてはそこらの愚鈍な人間に比べれば悪くない」フキフキ
少女「わたしも好きだよドラゴンさんのこと。だからね、わたしドラゴンさんのために何かしてあげたいの、でもドラゴンさんがどうしたら喜んでくれるのかわからない、お母さんはわかる?」
学者「そんなもの考えるまでもないだろう、ただ足繁く会いにいってやれ」
561: ◆yJ9Y64R876[sage]
2014/03/31(月) 19:44:15.66 ID:gx2dcQEo0
今日はここまで、次回は♪不平等な命
多分明日も同じ時間
562: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/04/01(火) 19:07:28.57 ID:7etX5rwK0
―1週間後、学校―
「…で、あるからにしてー」カキカキ
少女「(授業……退屈だな)」
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