724: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:23:12.18 ID:qG06/JrQ0
少女「えっ!? そ、それは意外ですね」
竜『そう? 君達が言うには大切にするべき感情なんだろう? 俺がまだ体感したことのない気持ちだ』
少女「…本当にまだ味わったことないですか?」
725: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:23:45.92 ID:qG06/JrQ0
少女「ばかやろう! なんでですか!?」
竜『ストレートに罵倒された…いやあだって学者って今は恋とか興味ないって聞いたよ? そんな相手とやっても練習にならないじゃん』
少女「くあー! これはひどい! ひどすぎる!」ジタバタ
726: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:24:24.56 ID:qG06/JrQ0
竜『え、…見ていて面白い』
少女「うーん! 何か違う! 他には!?」
竜『他にと言われても…あ、たまに可愛い』
727: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:24:50.31 ID:qG06/JrQ0
竜『…やっぱよくわからないな。それが恋してるときの感覚なの?』
少女「らしいですね」
竜『実体験があるわけじゃないのか』
728: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:25:16.19 ID:qG06/JrQ0
―夕方―
竜『……学者迎えに来ないねえ』
少女「もしかしてお仕事忙しくて迎えに来るの忘れてるのかなあ」
729: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:25:44.66 ID:qG06/JrQ0
竜『ほら、着いたよ』
少女「はい、ありがとうございますうぷっ」ピョンッ
竜『…結局行き違わなかったねえ』
730: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:26:12.02 ID:qG06/JrQ0
竜『……学者が少女の事を忘れるなんて絶対ありえないんだけどな』
731: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:26:39.73 ID:qG06/JrQ0
―自宅―
少女「…あれ、玄関の鍵が開いてる」
少女「? お母さん帰ってきたのかな?」ガチャ
732: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:27:05.38 ID:qG06/JrQ0
少女「う、うんわたしだけど」
学者「そうか…すまんな迎えに行けなくて」
少女「それはいいけどお母さんどうしたの、顔怖いよ…? メビウスさんみたい」
733: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:27:51.88 ID:qG06/JrQ0
少女「そうだ、お母さんにお願いがしたいことがあるんだけど」
学者「うん? お前のためなら可能な限り応えよう」
少女「あのね、メビウスさんとデートの練習して?」
734: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/02(月) 00:28:37.93 ID:qG06/JrQ0
少女「お母さんいくらなんでも動揺しすぎだよ!」
学者「お、落ち着いとるっ私はこの上なく落ち着いているぞ娘よっ…」ゼーハー
少女「デー…」
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