過去ログ - 『「雨だ……」』
1- 20
758: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:46:05.56 ID:gtHvYebo0
「おい、見てみろよあそこに落ちてるの腕じゃないか?」

「うわ、マジかよ気持ちわるっ吐きそうおええ」

「すげーってっきり跡形もなく吹っ飛んだとばかり……おい」
以下略



759: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:47:01.12 ID:gtHvYebo0
♪奇跡

ズゾゾゾゾゾゾ、ズゾゾゾゾゾゾゾゾ…

「う、うわあああああああ足が動いてるぞおおおお」
以下略



760: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:47:32.40 ID:gtHvYebo0
少女「……………………ぁれ」

少女「…………あれ、わたし」

少女「…………(わたし、裸だ。それに大勢の人がわたしを見てる、恥ずかしいな)」ボー
以下略



761: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:48:07.25 ID:gtHvYebo0
「あんなおぞましい光景を見せたこいつが人間なはずがない! 近くにいると殺されるぞ!」

少女「え、わたし」

「喋った! きっと私達を油断させて食べる気なんだ! 早く殺さないと!」
以下略



762: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:48:37.88 ID:gtHvYebo0
少女「はあっはあっ!」バタバタ、バタン!

少女「はあ…はあ……(何とか人ごみに紛れて家まで逃げてこれたけど…)」カチャリ

少女「(…なんで? なんでわたし追われてるの? なんでバケモノってみんなから言われてるの? なんでわたし死んでないの…?)」
以下略



763: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:49:28.27 ID:gtHvYebo0
ドンドン!

少女「ひいっ」ビクゥ

「おい本当にこの家に逃げ込んだんだよな?」
以下略



764: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:50:00.64 ID:gtHvYebo0
学者「貴様らそこで何をしている?」


765: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:52:50.95 ID:gtHvYebo0
「ああ、家主の方ですか。実は私達警察のものでして」

学者「警察が不法侵入か? いよいよこの国の国家権力は腐りきったようだ」

警察「実はですね、この家にバケモノが侵入したという通報を受けたのですよ」
以下略



766: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:53:34.35 ID:gtHvYebo0
学者「……帰ったか、まったく何が化け物だ。やれやれ…」ガチャ

学者「さて、玄関なんぞに素っ裸で座り込んでいないで何があったか話してもらおうか少女」

少女「…お、かあさん」


767: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:54:14.97 ID:gtHvYebo0
学者「そう、か。そんなことが……」

少女「どうして、どうしてこんなことになっちゃったのかな…?」

学者「すまない、全て、全て私の責任だ……」
以下略



768: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/09(月) 19:54:49.86 ID:gtHvYebo0
少女「ま、待ってよ死なないって…えっ、じゃああの人たちが言ってた化け物って…」

学者「そ、そんなわけあるか! お前は間違いなく人間だ!」

少女「そっか……だからわたし"バケモノ"なんだ…あは、あははは」
以下略



933Res/559.87 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice