773: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:44:38.00 ID:+gA7u9i90
少女「…………さい」ビリビリ
少女「ごめんなさいみんなごめんなさい悪いのはわたしです許してください助けてくださいそんな目で見ないでください嫌わないでください放って置いてください赦してください死んでください」ビリビリビリビリ
774: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:45:32.96 ID:+gA7u9i90
学者「だから私の娘は化け物などではない! 言いがかりはよしてもらおうか!」
「しかしあんたは絶対に家の中を見せようとしないじゃないか! それこそバケモノを隠している証拠だろう!」
「そうだあんたもバケモノの仲間なんだろう!?」
775: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:46:43.57 ID:+gA7u9i90
学者「…ただいま」
少女「お、お帰りなさい。あ、あの人達は…?」
学者「何とか帰らせた、…性懲りもなくまた来るだろうがな」
776: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:47:23.16 ID:+gA7u9i90
―数日後、洞窟―
竜『……ん、この臭いは?』シュルシュル
学者「…………」
777: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:48:18.39 ID:+gA7u9i90
ザッザッザッザッ、ザザッ!
竜『…何者だ貴様ら、見たところ殆どが軍人のようだが』
「ふむ、まさかこのような怪物が現実に存在していたとはね」
778: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:48:57.15 ID:+gA7u9i90
竜『…………(つまり、やっぱり、そういうことなんだ。ばらしたんじゃない、ばれてしまったんだ)』
「さて、これほどの軍勢だ。命が惜しければ我々と共に大人しく来てもらおうか」
竜『……………………いいだろう、連れて行け』
779: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:49:35.67 ID:+gA7u9i90
学者「……違うだろうが…!」ギリッ
竜『おい人間、さっさとそのコンテナがある場所まで案内しろ』
「こっちだ。着いて来い」
780: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/16(月) 00:50:26.02 ID:+gA7u9i90
♪次点
学者「な、何を、そんなことはどうでもいい! 早く何もかも壊してしまえ!」
竜『学者、そんな誰も救われない選択を俺に託そうとするなんて君らしくないよ。君は負い目を感じる必要もないし、ましてや迷う必要もない、ただ君が1番大切にしているものを守り通せばいいだけなんだ。苦しまなくていいんだよ』
781: ◆yJ9Y64R876[sage]
2014/06/16(月) 00:52:29.72 ID:+gA7u9i90
今日はここまで、次回は♪魔法使いが縋るもの
782: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/22(日) 20:13:21.49 ID:yX8CGCHs0
―1ヵ月後、実験室―
ビリリリリリリ
竜「ががががぐぐっ」ビクン
783: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/06/22(日) 20:14:05.08 ID:yX8CGCHs0
―研究所廊下―
「いやはや素晴らしい! あの怪物から摂ったウロコの耐久性がこれほどまでとは」
「現存のあらゆる科学兵器に耐られるそうですね。我が国にとってこれほど価値ある物質の存在はないでしょう」
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