889: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:11:44.06 ID:ZtvFKS2k0
少女「(なんでわたしは、じめんに座りこんでいるんだろう)」
少女「(とめなきゃ、あのヒトを止めないと、だめなのに体がうごかない)」
少女「(わたしは、あのヒトにかてないと、からだに直接おしえこまれてしまった。だから、もう、なにも、できないんだ)」
890: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:24:43.59 ID:ZtvFKS2k0
竜『(みえない、みえない。痛みにのみこまれて何もみえないきこえないわからない)』
竜『(いまのおれには痛みをかんじることしかできない)』
891: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:25:27.74 ID:ZtvFKS2k0
竜『(どこ? どこにいるの? きみはいまどこにいるの?)』
竜『(あの子を、みちびかないと。かのじょを1人にしちゃいけない。だって、きっとさみしがっている)
竜『(さみしいというのは、くるしいんだ、かなしいんだ、なにより怖いんだ)』
892: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:26:10.43 ID:ZtvFKS2k0
竜『(たのむよ俺、すこしの間だけでいいんだ。痛みなんかに負けないで、ほんとうに恐れないといけないものを間違わないで)』
竜『(そしたらほら、痛みに瞑った目をひらいて、想って、あの子に声を届かせて)』
893: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:26:57.65 ID:ZtvFKS2k0
竜『(痛みと向き合って)』
竜『(生きることをあきらめないで)』
894: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:27:30.27 ID:ZtvFKS2k0
少女「……………………って」
側近「! …………」クルッ
少女「まって」
895: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:28:31.70 ID:ZtvFKS2k0
側近「…驚いた。まだ動けるのか」
少女「……声が、聴こえたんです」
側近「動くな、それ以上近付いたら撃つ」カチャ
896: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:29:39.31 ID:ZtvFKS2k0
少女「…痛い。でもこの痛みから目を逸らしちゃいけないんだ」
側近「やめろ…」パンッパンッ
少女「まだ生きる望みを捨てるわけにはいかないんだ」
897: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:30:42.95 ID:ZtvFKS2k0
少女「(視界がぼやける、意識が薄れる。例え意志が折れなくても心がもう限界なんだ)」ガシッ!
側近「くっ、離せ!」ガンガン!
少女「(お願いだからもう少しだけもってわたしの心。痛みなんかに負けないで)」グイッ
898: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 19:36:29.02 ID:ZtvFKS2k0
側近「な、んだ、これ」
少女「げほげほっ。……え?」
側近「体が、動か……息、も……!」
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