過去ログ - 『「雨だ……」』
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913: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 20:43:20.81 ID:ZtvFKS2k0
少女「(メビウスさん)」

竜『…………』スウ…

少女「(友達になってくれてありがとう)」
以下略



914: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 20:44:09.67 ID:ZtvFKS2k0
―地上、研究所外―

「あー今日も仕事疲れたな。星が綺麗だー」

「ずっと地下に篭ってたら気が滅入るよな。…ん? なんか変な臭いがしないか?」
以下略



915: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 20:44:52.89 ID:ZtvFKS2k0
―地下、エレベーター付近―

側近「(死体が)」ズルズル…

側近「(死体がそこかしこに転がっている。そうでないもの、つまり"死ねないもの"は)」
以下略



916: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 20:45:51.64 ID:ZtvFKS2k0
―地上、外―

側近「(ここも同じだ)」

側近「(数多の死体と、全身を焼き尽くされるような痛みに悲鳴を上げる者しかいない)」
以下略



917: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/05(日) 20:47:43.17 ID:ZtvFKS2k0
♪666の裁き

竜『(眼下は汚物と耳障りな音を口腔から漏らし続ける醜悪なニンゲン達で満ちている)』

竜『(なんだ、醜いのはお互い様だったんじゃないか)』
以下略



918: ◆yJ9Y64R876[saga sage]
2014/10/05(日) 20:50:07.17 ID:ZtvFKS2k0
今日はここまで、次回は♪ゲームオーバー、等


919: ◆yJ9Y64R876[saga ]
2014/10/11(土) 22:07:37.36 ID:OQYOlgVN0
―数日後、洞窟―

竜『…………やあ、久しぶり』

学者「……1つの街が消えてしまった」
以下略



920: ◆yJ9Y64R876[saga ]
2014/10/11(土) 22:13:31.57 ID:OQYOlgVN0
竜『……これで俺の知っていることは全部話した。…まさか街まで跡形もなくなるとは思わなかったよ。脆いね、彼らは』

学者「…何も、何もかもなくなってしまった。私が生きた証がどこにもない。私の人生の意味は」

竜『きっと俺達がしてきたことは何もかも無意味だったんだよ。俺達に残されたのは空っぽの心だけ』
以下略



921: ◆yJ9Y64R876[saga ]
2014/10/11(土) 22:19:11.01 ID:OQYOlgVN0
学者「…これからメビウスはどうするのだ」

竜『君に真実は伝えられた。もう、ここに留まる理由もないだろう。…あとさ』

学者「……?」
以下略



922: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/11(土) 22:25:35.88 ID:OQYOlgVN0
竜『君はどうするの?』

学者「私の生きる意味は失われた。これ以上語る必要はないだろう」

竜『そっか、じゃあ、さよならだ』
以下略



923: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/11(土) 22:31:28.49 ID:OQYOlgVN0
竜『(彼女は……もう行ったか)』

竜『(急所を潰してもすぐに逝けないのがこの体の辛いところだ)』


以下略



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