過去ログ - それいけ!ウェイバー・ベルベット
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119: ◆PH6ED8xEJw[sage saga]
2013/11/10(日) 00:23:19.08 ID:5mFT6SIm0
ーー明方 マッケンジー宅
ケイネスとソラウを送り届け帰宅する
背中の上でケイネスとライダーが話をしていたが
ウェイバーは殆ど聞いていなかった
ウェイバー「(あれが・・・魔術師同士の戦いなのか)」
両陣営の総合力で言えばウェイバー陣営に軍配が上がるだろう
ただし
サーヴァントとマスターのあり方を考えるとどうか
ケイネスはあの目まぐるしい戦いの中で状況を把握し
的確なタイミングで切札を出した
ウェイバーは・・・
ウェイバー「(本当に何もできなかった・・・)」
状況を把握することすらできなかった
爆発のように始まり
気がつくとライダーとランサーが握手をしていた
ウェイバー「(ボクは・・・)」
グレン「お〜い ウェイバーこっちだこっち」
悶々とした思考を遮ったのはこの家の家主だった
ウェイバー「おじいさん何やってんだよ」
グレン「いいからいいから ちょっと話をしよう」
ウェイバー「(何で屋根の上で)」
ウェイバー「おじいさん また今度にしない?」
グレン「そういうな」
手招きをしている
ウェイバー「(ライダーは・・・いない)」
ウェイバー「(あぁパトロールに行くと言っていたか)」
老人に応じて屋根に登る
グレン「ほれコーヒーを用意してある」
ウェイバー「いつからここにいるのさ」
グレン「朝方に目が覚めたらお前がいなかったもんでな」
グレン「ひさびさに孫の朝帰りを待ちながら星を眺めておったんだ」
グレン「お前が小さい頃はこうして何度も星を眺めたな」
グレン「覚えておるか?」
ウェイバー「ウン まあね・・・」
適当に相打ちをして
しばらく老人の思い出話を聞いてやる
グレン「ーーこうして孫と星を眺めるのが夢じゃった」
グレン「まさか叶うとはおもわんかった」
ウェイバー「え?」
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