過去ログ - それいけ!ウェイバー・ベルベット
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6: ◆PH6ED8xEJw[sage]
2013/09/29(日) 21:05:41.67 ID:jmrAQyJA0
>>5 差し替え

ーー冬木市 マッケンジー宅

ウェイバー「やったぞ 僕にも令呪が宿った!」

 ウェイバーはニヤニヤしながら自分の手を眺める

グレン「おはよう ウェイバー」

マーサ「おはよう ウェイバーちゃん」

ウェイバー「おはよう おじいさん おばあさん」

 もちろん彼らは本当の祖父母ではない

 暗示をかけ 本当の孫だと思い込ませているだけである

 滞在拠点の確保もできたことで ウェイバーは自身の手際の良さにほれぼれとしていた

 そして今夜にも3羽の鶏を生贄にして英霊召喚の儀式を執り行う手はずになっていた

グレン「それにしてもマーサ 昨夜は鶏の鳴き声がうるさかくてかなわんかった」

マーサ「えぇ うちの庭に鶏が3羽いたんですよ」

マーサ「一体どこから紛れ込んだんでしょうか」

ウェイバー「・・・?」

 ウェイバーに老婆の発言が引っかかった

 今の会話でおかしな箇所は・・・

マーサ「ですから」

マーサ「3羽ともありがたく〆ておいたんですよ」

グレン「おぉ マーサの鳥料理は天下一品だからな」

ウェイバー「ぶふぉ!」

 すすっていたお汁粉を見事なまでに吹き出してしまう

 あれだけ苦労して捕まえた鶏を

 すべて〆ただと?

グレン「大丈夫か?ウェイバー」

マーサ「あらあら 新しいお汁粉を注いできますからね」

グレン「マーサは日本の料理も上手だからな」

マーサ「恥ずかしいですよ おじいさん」

グレン「・・・ただ」

グレン「量は日本サイズではないかな」

 そう言いつつ

 寸胴に向かうマーサを眺めた

ウェイバー「一体どうすればいいんだ」

 途方に暮れつつ

 軒にぶら下がった 元生きた鶏を眺めていた

ーーーーーー
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