過去ログ - P「アイドル屋…?」小鳥「SS速報版・参加型+αです」
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20: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:28:16.20 ID:GNHjqiRRo
そんな私達は――何人かを除いて――社長が用意してくれたアパートで集団生活を営んでいます。
建物の管理は社長が何から何までやってくれているらしく、どちらかといえば寮扱いのこのアパートは、
力を持ってしまったばっかりに家族にさえ見放された私達にとっての最後の拠り所。
「もし稼げなかったとしても、気にせず住んじゃっていいからね」
と社長はおっしゃってくれましたけど、
以下略



21: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:28:42.28 ID:GNHjqiRRo
千早「困った時の何とやら。アイドルとしての仕事が無いなら」

春香「アイドル『屋』の仕事を貰えばいい。というわけで…」

私達が向かった先は765プロの事務所。
以下略



22: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:29:08.23 ID:GNHjqiRRo
765プロのドアを開けて元気にあいさつ!

春香「ただいま戻りました!」

小鳥「あら春香ちゃん、千早ちゃん、お帰りなさい」
以下略



23: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:29:42.73 ID:GNHjqiRRo
小鳥「…で、こういう世間話をするためだけに帰ってきたのかな?」

春香「あはは、やっぱりわかっちゃいました?」

小鳥「2Xのお姉さん、馬鹿にしちゃいけませんよ〜。XYZってやつでしょ?」
以下略



24: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:30:09.30 ID:GNHjqiRRo
それから数十分後、私達の目の前には1人の女性の姿がありました。

身なりに気を使っているのか一般的な洋服ではなく、どちらかといえばフォーマルな感じの小奇麗な服装で、
顔には化粧をしていて、髪も整えたちょっとした美人さんが、どうやら今回の依頼人さんのようです。

以下略



25: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:30:35.24 ID:GNHjqiRRo
金融屋からお金を借りて、借金が膨らみ過ぎて返せなくなり、その分を子供を売って返済に充てる…。
映画なんかでは割とありがちな話ですが、こういう事は意外と現実にもあったようです。
子供をヤクザに取られ、旦那さんとは離婚。二進も三進もいかなくなっていたところ、私達アイドル屋の噂を聞きつけたそうです。

せめて娘にもう一度会いたい。会ってこれまでのことを謝罪したい。だからヤクザから娘を取り戻してほしい、というのがこのお母さんの願いでした。
以下略



26: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:31:01.55 ID:GNHjqiRRo
女性「それは大丈夫です。アイドル屋の皆様のお噂を聞きつけてから、報酬としてお支払できるだけの金額を揃えてきました」

千早「…………」

女性「さすがに今、手元にはございませんが、娘を家に連れて来てくれた際にその場でお支払いいたします」
以下略



27: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:31:38.68 ID:GNHjqiRRo
千早「…わかりました」

そうして沈黙が数秒ほど続いた後、口を開いたのは千早ちゃんでした。

千早「それでは、娘さんの写真とお名前、それから娘さんがいるヤクザの組の場所を教えて下さい」
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28: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:32:07.23 ID:GNHjqiRRo
そうして走ること約30分。私達は目的のヤクザの組があるらしい建物に到着しました!

千早「さて、ここがその目的の場所ね」

春香「うわ〜、広いね〜。それに塀も高いし」
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29: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:32:38.55 ID:GNHjqiRRo
言いながら私達は事務所の塀をよじ登り、こっそり敷地内に侵入を果たします。
入ってみてわかるのは、とにかくこの建物は広い!
765プロのあるビルと比べて、もう何倍あるか分かりません!

春香「こんな中から、どうやってターゲットを見つければいいのかなぁ…」
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