過去ログ - P「アイドル屋…？」小鳥「SS速報版・参加型＋αです」
↓ 1- 覧 板 20
31: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:33:30.58 ID:GNHjqiRRo
千早「私も詳しくは知らないけれど、借金って、条件次第で踏み倒すことができるらしいのよ」

春香「それって『自己破産』ってやつ？」

千早「そう。まずはそれで借金を帳消しにして、次に『生活保護』かしら」
以下略


32: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:33:56.54 ID:GNHjqiRRo
千早ちゃんが立ち止まり、私を連れて物陰に身を潜めます。
しばらく隠れていると、ヤクザの男の人が2人並んで歩いて行くのが見えました。

「しかし今日は大変だよな」

以下略


33: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:34:22.40 ID:GNHjqiRRo
春香「っと、ここがその」

千早「組長の部屋、かしらね」

春香「意外と簡単に辿り着けたね。待ち伏せとかされてないかなぁ…」
以下略


34: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:34:48.92 ID:GNHjqiRRo
女の子に近づいて、私は写真を手に話しかけました。

春香「柳原恵美、さん？」

恵美「！？」
以下略


35: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:35:21.24 ID:GNHjqiRRo
春香「…？　あんまり嬉しそうじゃないね？」

恵美「そりゃそうだよ。だって…、逃げられっこないもの」

春香「どうして？」
以下略


36: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:35:47.22 ID:GNHjqiRRo
千早「とにかく行きましょ。いつここに誰かが入ってくるとも限らないし」

千早「動きやすい服に着替えて私達について来て。来た時と同じようにこっそり脱出するわよ」

恵美「う、うん…」
以下略


37: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:36:39.99 ID:GNHjqiRRo
恵美「ここってすごく広いでしょ？　だから実は誰も使わないような扉とかがあったりするの」

恵美「それを使えば、簡単に出られるよ！」

春香「やった！　だったらすごく楽に終わっちゃうね、千早ちゃん！」
以下略


38: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:37:05.97 ID:GNHjqiRRo
春香「いや〜、誰かに見つかる心配が無いっていいよね！」

千早「確かにね。本当に楽だわ」

恵美「えっと…、うん。ここが最後だね」
以下略


39: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:37:32.20 ID:GNHjqiRRo
春香（千早ちゃん、どうしたんだろう…。いくらなんでも慎重すぎないかなぁ…？）

恵美「…うん。大丈夫だよ」

千早「ありがとう。じゃあ、お先にどうぞ」
以下略


40: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:37:58.64 ID:GNHjqiRRo
千早「…行ったわね」

春香「ち、千早ちゃん…？」

千早「じゃあ春香、行きましょうか」
以下略


41: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:38:26.40 ID:GNHjqiRRo
そう言って千早ちゃんは、恵美ちゃんが通っていったその扉を思い切り開けました。

千早ちゃん越しに見えたその光景に、私は目を疑いました。
扉の先は何となく倉庫のような雰囲気の広い部屋でした。奥にも扉があって、そこからも出入りできるようです。

以下略


114Res/70.48 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。

VIPサービス増築中！
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice