過去ログ - P「アイドル屋…?」小鳥「SS速報版・参加型+αです」
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58: ◆wFqAHsTBRM[saga]
2013/09/30(月) 02:46:52.15 ID:GNHjqiRRo
そしてその大きな隙を見逃すような千早ちゃんじゃなかった。組長が思い切り怯んだ瞬間、両腕で首から上をガードしながら一気に突進する。
その事にさらに怖くなったんだろうか、組長は手に持った銃を撃ちまくる。
飛んでくる弾は腕、肩、脚に当たるけど全部弾き飛ばされる。
今の千早ちゃんには「走るために鋼鉄に変えられない」膝や股関節を狙うべきなんだけど、そんな事を考える余裕は組長には無かったみたい。

組長に接近した千早ちゃんは大きくジャンプし、右足を振り上げ、勢いをつけて蹴り上げる。
蹴り上げた足は組長の口の中に突っ込まれ、組長は歯を粉々にされながら宙に舞う。
一旦着地し、さっきよりもさらに高くジャンプして、千早ちゃんは組長の顔面に渾身のかかと落としを叩き込んだ。

千早「ハァッ!!」

組長「――!?」

叫び声を上げる事もできず、床に叩きつけられたヤクザのボスはそのまま動かなくなっちゃった。

商人「ひ、ひぃっ! お、お助け…!」

近くにいた密売商人が恐怖のあまりに情けない声を上げる。

それが彼の運命を決定づけた。

声に気づいた千早ちゃんは右手の指をかぎ爪のように折り曲げ鋼鉄に変化させる。その状態で密売商人の顔面を引っ掻いた。
文字通りのアイアンクロー。鋼の爪は勢いをつければ人間の顔面を簡単に引き裂く事ができる。
右手に付いた血を振り落とし、今度はひねりを加えた右後ろ回し蹴りを右のこめかみに叩きこむ。

顔面の痛さのあまりに悲鳴を上げていた商人はその一撃で完全に沈黙した。


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