17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2013/09/30(月) 17:37:14.13 ID:tK81tA0oo
小鳥「話し合いはそこまでです。それでは、一斉に処刑したいプレイヤーを指さしてください。3、2、1……はい!」
春香→千早
千早→美希
美希→千早
響→美希
貴音→春香
小鳥「投票の結果、千早ちゃん、美希ちゃんが処刑されました。カードをオープンします。」
春香:〔狩人〕
千早:《人狼》×
美希:【妖狐】×
響:〔村人〕
貴音:〔占い師〕
真:〔村人〕×
雪歩:〔村人〕×
場:〔村人〕《人狼》
小鳥「処刑の結果、人狼が全滅しましたので、人間サイドの勝利です。」
響「えーっと?」
真「よ、よくわからなかったよ……?」
春香「四条さん、解説をお願いしても……?」
貴音「では、説明いたしましょう。まず、先ほども申しました通り、人間側がどちらかに2票集めると公言すれば、便乗して3票にされ、もう一方が生き残るので人間側は勝てません。」
雪歩「千早ちゃんを選べば美希ちゃんの、美希ちゃんを選べば千早ちゃんの勝ちになっちゃうね。」
貴音「なので、今実行したように春香と響が千早と美希に、わたくしの1票が人間側の誰かに入るとしましょう。まず、千早の勝利条件は、美希が処刑され、自分が生き残ることです。この時点で千早が票を美希へ入れなければ、美希へ1票しか入らず生き残り、千早の負けが確定するので、千早は美希へ投票することが決まります。」
響「これで、千早に1票、美希に2票、人間サイドの誰かに1票……だな。」
貴音「そして、美希の勝利条件は、自分が処刑されないこと。自分に2票入っている場合は、自分以外の誰かへ3票入ることですが……」
真「この状況だと、無理なのか。ってことは、千早の票が決まった段階でもう……」
貴音「その通りです。この時点で美希の負けはほぼ確定。残された可能性は、千早の票が人間側に逸れる、あるいはわたくしが人間側の誰かに入れるはずの票が、手違いで千早に入ってしまい、自分もそれに便乗し千早が3票となる場合。」
春香「でも、もし千早ちゃんか美希が諦めて適当に投票してたら……」
貴音「加えて、千早も美希も負けず嫌いです。自分が勝つ以外の結果には興味もなく、可能性がわずかでもあるのなら、二人ともどんなに険しき道でも突き進む。いかがでしょう? これが、わたくしの推理です。」
響「おおー……」
千早「美希に乗せられてしまって、冷静さを欠いてしまった……失敗ね。まあ、シラを切ってどうにかなったとは思えないけど。」
美希「うーん、騙し通せると思ったんだけどなぁ……貴音には適わないの!」
貴音「ふふ、穴のある策だと知っていてなお、勝利のために前へ出るその姿、勇ましいですね。真、輝いておりましたよ。」
真「なんだこれ……熱い!」
小鳥「ふむふむ、勉強になるわ……参考にしましょう。」
響「一回り以上年下を参考にするってどうなんだ?」
小鳥「ぐふぅっ!?」
春香「響、容赦ないね。」
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