過去ログ - オッレルス「安価でヤンデレ包囲網を突破する」【禁書ss】 -SS速報VIP

過去ログ - オッレルス「安価でヤンデレ包囲網を突破する」【禁書ss】

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5: ◆e67wD8MYCo[saga]
2013/09/30(月) 20:32:11.29 ID:P8lXZCVi0
「おまわりさんこっちです」

オッレルスは少女の言葉を無視して、強く言った。
正直、警察ごときが魔神をどうこうできるわけはないが、それでも何かに縋りたいという気持ちはあるのだ。

「……、」

対して魔神はその目をわずかに細める。
そしてわずかに息を吐き、

「理解できないな。その気になればいくらでも、何度でも私と引き分けることはできるだろう。……そして、理解できないな。何故、私をそのように嫌う？　お前を理解できる者は私だけだ。私を理解できるのも私だけだ。ならば、私と一緒にいることこそお前にとっての幸せのはずだが？」

「全ての『人間』が君のような精神をしてると思うか？」

「ほう、お前は人間だったのか」

意外そうに目を見開く。
その目のおぞましさに人間らしく恐怖したオッレルスはわずかに一歩、後ずさる。すると、後ろに下がっただけ、同じ距離オティヌスは前に出てくる。

（逃がす気はない、か……）

こんなのを相手にしては永遠に決着がつかない。何らかの行動を起こすべきだろう。
オッレルスはそう決断すると、体に力をいれた。

オッレルス目線でどうする？　安価↓2

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