過去ログ - 沢嶋「今回の取材対象は平成時代の国王」
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27:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2013/10/20(日) 00:28:15.65 ID:rnSiMBsj0



――AUTO POWER ON

――ザッ




沢嶋「あ、ありました。良かった。無事のようです」

古橋「また始末書が必要になるところでしたね。紛失していなくて安心しました」

オンナスキー「ファーザーはいないようだけど、まあいいか……」



沢嶋(30分後……)

沢嶋(気絶状態から回復した私は、古橋ナビゲーターとオンナスキーと共に、カメラの捜索とファーザーの安否確認のため、現場に戻った)

沢嶋(そこには血だまりと私のカメラ、そしてトキョーと書かれた紙があった)

沢嶋(白い紙は少し古びていて、ファーザーのものと思しき血が付着していた)



オンナスキー「これって、まさか……」

古橋「いやそんなはずは……」

オンナスキー「でも、ファーザーの奴、こういう事には超絶に無駄な才能を発揮するからなあ」

沢嶋「ところで、ファーザーさんは自分の事を宇宙人だと思っているようですが、本当のところは、一体どういう人なんですか?」

オンナスキー「え……。あの、ボ、ボクにもよく分からなくて……」

オンナスキー「ボク、小さい頃の記憶があんまりなくて……」

オンナスキー「ただ、どこかで、アイツの事を見たような気はするってだけで……」

オンナスキー「死んでも生き返るとか、頭の赤色灯が点滅するとか、人間離れしたところがあるけど」

オンナスキー「アイツの話はほとんどがたわ言だから、実際はどうなんだか……」

沢嶋「そんな怪しい人物と一緒に暮らしているのは何故ですか?」

オンナスキー「そ、それは……」チラ

古橋「?」

沢嶋「あ、女性の前だと言いづらいですか?」

オンナスキー「え、い、いや、そんな事では……!!?」

オンナスキー「た、ただ! 何度死んでも諦めないアイツの執念はすごいなと思ってるだけで!」

オンナスキー「数百回に一回くらいはナンパに成功するし!!」

沢嶋「なるほど。確かにファーザーさんの闘志のようなものは凄まじいものがありますね」

沢嶋「それでは、これからもファーザーさんと、こういった建国活動とナンパ漬けの毎日を送るのですか?」

オンナスキー「え」

┌───────────────┐
│あえて考えないようにしてきた     │
│将来への不安を突きつけられ    .│
│大いに困惑               .│
└───────────────┘

沢嶋(この問いかけにオンナスキーは呆然とし、しばらくインタビューどころではなくなってしまった)





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