過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
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804:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/07(土) 21:41:04.53 ID:k+7KDSyi0

舞園「芸能界は一日遅れると、すぐに忘れ去られますから」

舞園「私が閉じ込められていたら、世間から私が消えていくんです」

舞園「築き上げたものが、消えていく……」

舞園「……桑田くんには、わからないでしょうね」

桑田「うーん。俺はまた作ればいいじゃんとか、さやかちゃんここにいるじゃんとか、そういうふうにしか思わねぇしなぁ」

桑田「そういう話じゃないんだろうけどさ」

舞園「…………」

桑田「なんか、ごめんな? 俺、さやかちゃんが気になってつい見に来たんだけどさ」

舞園「え?」

桑田「だって、やっぱ心配だし」

舞園「…………」

舞園「ごめんなさい。余裕なくて」

桑田「いやいや、しゃあねえって。俺考えるの苦手だし、さやかちゃんの言ってることわかんなかったりするけど」

桑田「やっぱ女の子って笑顔が大事だし? さやかちゃんの笑顔見る為ならなんだってするし」

舞園「……なんでも?」

桑田「マジでマジで。だからさ、元気出してよさやかちゃん」

舞園「…………」

(こつん、と桑田の額に鶴を投げた)

桑田「ん?」

舞園「何でも、出来ますか?」

舞園「本当に?」

桑田「え?」

舞園「例えば、私が『人を殺して』と頼んだら」

舞園「引き受けてくれますか?」

桑田「……さ、さやかちゃん? マジで言ってる?」

舞園「…………」

舞園「大丈夫」

舞園「今から頼むことは、全然危なくないことです。これだけ聞いてくれたら十分です」

舞園「でも、私の為にそれ以上のことをしてくれるって言うなら」

舞園「私も、桑田くんの求めることに、応えようと思います。それだけのことです」

舞園「どうしますか?」

桑田「…………」

桑田「い、今から頼むことって、何?」

舞園「…………」

舞園「人を追い詰めること」



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