過去ログ - 【安価SS】モノクマ先生になって絶望を与えてみよう!chapter 4【ダンガンロンパ】
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807:希望ヶ峰学園文芸部 ◆rI6W0eLi2sQw[saga]
2013/12/07(土) 21:43:28.96 ID:k+7KDSyi0

《舞園の部屋》


(苗木と舞園が入った後、しばらくして桑田も部屋に入ってきた)

苗木「霧切さんは?」

桑田「部屋に入るのは見た。ったく、あんなことになっても無表情って……」

舞園「…………」

桑田「な、なあ……どうして、霧切が?」

舞園「……霧切さんは怪しいと思いませんか?」

苗木「怪しい?」

舞園「<才能>を明かしてないこともそうだし、裁判の振る舞いとかもそう」

舞園「知ってて敢えて黙ってるみたいな態度でした」

苗木「それは、確かにボクもそう思ったけど」

苗木「それは自分で解決しないと意味がないって」

舞園「でも間違った推理をしたら、自分も死んじゃうんですよ?」

舞園「ずいぶん余裕がありすぎると思いませんか?」

苗木「えっと、それって」

舞園「……霧切さんは、黒幕が送ったヒント役なんじゃないかと思ったんです」

苗木「え!?」

桑田「黒幕が、送った……ヒント役?」

舞園「黒幕側からすれば、裁判は盛り上がらないと面白くないですよね?」

舞園「でも、私達は捜査も何も、そんなのは素人です。推理があさっての方向に行っちゃっても不思議じゃない」

舞園「それって、黒幕からすれば面白くないんじゃないかと思うんです」

苗木「霧切さんは、間違った方向に推理が進んだ場合の……修正役?」

舞園「あと、盛り上げる役も。だから、問いただそうと思いました」

舞園「……1回目の裁判。彼女は全て最初から、黒幕に教えてもらっていたんじゃないかと」

桑田「ま、マジで……?」

舞園「…………」

舞園「私はそれを訊きだそうとして」

舞園「そうしたら……」

舞園「……ありがとう、二人とも。二人が来てくれなかったら、私、きっと……」

苗木「いや、それはいいんだけど……」

舞園「二人はどうしてあそこに?」

苗木「あ、いや、その……」

桑田「そ、その、男同士の話が……あはは……」

舞園「…………」

桑田「と、とにかくよぉ! 霧切のこと、明日みんなに相談しようぜ!」

苗木「…………」




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