過去ログ - 空条徐倫「ここがッ!765プロ……」
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34: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2013/10/02(水) 15:49:43.64 ID:3HWJn+C00
――Pの車内――

P「改めて、これからよろしくな…えっと…」

徐倫「徐倫でいい」

P「ああ、徐倫。ドタバタしててすまないな」

徐倫「いえ、多分こうなろうだろうってのは思ってた。
   海外から事前に何もなしに来たわけだし。
   あ、そうそう。プロデューサーと2人になったら渡せって、おっさんに言われてた」

 ひょいっと。自分のカバンから1つの封筒を取り出した。

P「これは?」

徐倫「私のプロフィールだったり色々。
   他のアイドル達に見られるとマズイらしいから、私から渡せって」

P「ああ、分かった。これは、今すぐ見た方がいいか?」

徐倫「明日からもうレッスンとかオッサンは言ってたし…。
   その方がいいんじゃない?
   アンタも、私の事を知りたいんじゃないの?色々突然だし…」

P「あ、ああ…。そうだな。じゃあちょっと見せてもらうよ」


 封筒の中から、何枚かの紙が出てきた。

一枚目は、普通の履歴書のようだった。

空条徐倫。
19歳、女性。日系アメリカ人(クォーター)
出身:アメリカ
シングルマザーの元で生活。
過去2回、窃盗罪で捕まる。14歳の頃の出来事であり、本人曰く、幼かったとの事。
一年前、州立G.Dst刑務所に収監。冤罪。

徐倫自身。その時にトラウマがあり、記憶を喪失している。


P「え…?刑…務所…?」

 プロデューサーは息をのんだ。
そこに書いてある事は…。おおよそ予想から大きく離れた履歴書ッ。

徐倫「ええ、そうよ。冤罪…らしいんだけどさ…」

P「らしいってのは…。やっぱりそこの記憶がなくなってるってこと?」

徐倫「ええ、ロメオって言う元彼がヒッチハイクの男をひき殺した…。
   私はその時助手席にいた…。そして、私が運転していたと勘違いした警察は。殺人罪で私をブチこみやがった…。
   冤罪だってわかってもらったらしいけど。
   それ以外、刑務所で過ごした記憶なんかはぽっかり忘れちゃってる。
   ストレスだったりショックだったり、理由は分からないけど…」

P「そ…そうか…」

徐倫「ああ、可哀想とか…聞いてしまった罪悪感とかは感じないでね。
   重要なのはそこじゃない。私が重要なのは。むしろこれから…。
   私は別に、記憶がないから嫌だとかは思わない。っていうか、逆に心配される方が虫唾が走るから」



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