過去ログ - 空条徐倫「ここがッ!765プロ……」
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6: ◆EHGCl/.tFA[saga]
2013/10/02(水) 06:51:57.37 ID:3HWJn+C00
第一話『ア ショート タイム アゴー』


――アメリカ――

徐倫が、来日する数日前。
SPW財団のとある一室の、談話室のような部屋。
ベッドの上に寝る、空条徐倫と。
それを囲むように、空条承太郎と、岸部露伴、高木社長が立つ。


露伴「全く…。承太郎さん…。
   本当にいいんですね?」

承太郎「ああ、そうしてくれ…それが一番なんだ」

露伴「娘さんの意見は聞いたんです?」

承太郎「いや、聞いてはいない。徐倫自信は望んではいないだろうからな」

露伴「だったら…」

承太郎「父親らしい…といえば我がままだろうが。
    もう不可能だ。娘をこれ以上、この世界に居させたくはない…。
    例えどこへ行こうが、スタンド使いは惹かれあい、また戦いの場へ巻き込まれてしまう」

露伴「まあ、僕には子供もいないし、そういう親の気持ちは正直、未知数ですよ。
   でもね。最初に言ったように、僕のヘブンズドアーは100パーセントじゃあない。
漫画も古くなれば廃れるように、風化して記憶が戻る可能性だって…」
 
承太郎「君が無理だというのなら……他の人間に頼むが?」

露伴「分かりましたよ…。まあ、約束通り、SPW財団の取材はさせてもらいますよ?」

承太郎「ああ、構わない」

露伴「はぁ…。ヘブンズドアー!」

サラサラ…カキカキ…。

スタンドにまつわる、スベての記憶をナくす
日本語がシャベれるようになる。


露伴「はい。終わりました」

承太郎「ありがとう…。後は…」

社長「うむ。分かった。
   大手の財団から我々のようなタレントプロダクションに話が来たときには首をかしげたが…。
   あなたの娘さん。しっかりと預かりましょう」

承太郎「よろしくおねがいします…。
    これ以上、徐倫を、危険な目には合わせられない…」

露伴「確かに、日本なら安全でしょうね…。
   DIO・ブランドーの部下はそこには居ないようですし。
   でも、こいつも興味本位で聞くんですけど。どうして日本のアイドルに?」

承太郎「徐倫には、贔屓めかもしれないが、そういう世界が似合う。
    こっちでそうさせてやりたいのだが、コッチでは元囚人というレッテルがつく。
    史実や記録上では無くなったが、事実徐倫はそこにいたんだ。
    ここでは隠し通せない」

露伴「成程…」

社長「でも、まだにわかには信じられないな…。その、スタンド?能力という代物は…」

承太郎「無理に信じて下さいとは言いません。安心してください。
    あなたと我々の関係はこれっきりだ。襲われるようなことはない」

社長「そういう心配ではないんだ。
   ただ…。いや、なんでもない」




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