962:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/04/13(日) 17:04:53.92 ID:ut3CnXTf0
予備マガジンをポケットに入れ、晶は立ち上がった。
「その荷物、いらないからあげる」
千夏は眉間にしわを寄せた。
「相模さん…一体何を…」
「こんな茶番に乗る人は許せない。
それ以上にこれに巻き込んだ人が許せない。
北斗をあんな目に遭わせた人が許せない。
それだけよ」
千夏は目を見開いた。
直感した。
晶は、瀬戸口北斗(男子6番)の仇を討つ為に、あの中学校に乗り込み、坂ノ下愛鈴(担当教官)を[ピーーー]気だ。
『絶対許さない、殺してやる、あたしが…っ!!!』
『死んでしまえ…っ』
あの時吐いた言葉を、自らの手で実行する気だ。
「ちょ…ちょっと待ってっ!!」
千夏は晶の腕を引っ張った。
勢いが良かったので、晶はその場に尻餅をついた。
晶が睨んできたが、構わない。
「中学校に戻る気…? そんな事したら、殺されちゃうよ…?」
1002Res/690.16 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。