過去ログ - 櫻子「……私も、私も向日葵のことが――」
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18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2013/10/02(水) 23:31:24.99 ID:OJlB2bYt0

 
 
二十歳の古谷向日葵様

こんにちは。中学3年生の古谷向日葵です。
二十歳というと今頃私は大学生でしょうか。
今の私からは想像がつきません。
二十歳の私お隣には、変わらずあの子がいるでしょうか。
私は変わらず、あの子の隣にいるでしょうか。

私は、卒業式の日に櫻子に告白しようと思っています。
今までの関係が壊れてしまう不安があったから、進学先は別にしました。
でも……でも、それでも変わらず、私達は一緒にいられるのでしょうか。

これを読んでいる私はもう知っているのでしょう。
告白の結果も。二十歳の私と櫻子の関係も。

……好きだと自覚してしまったあの日から、ずっとずっと悩んできました。
面倒見て、嫌いだと言い合って、今まではそれが楽しかったのに、
いつの間にか胸が張り裂けそうで、楽しいはずなのに涙が出そうで……。

たぶん、もう、このままじゃいられない……。
上でこの関係が壊れるのが怖いと書きましたが、もう、私の中では壊れてしまったんですね。
もう戻れなくて、今のままじゃいられない……だから……。

だけど、変わらず隣にいたいなって本当は思っています。
ねぇ、二十歳の私。

恋人でも、ただの幼馴染でも構わないです。
今、あなたの隣にあの子はいますか?

もしいるのなら、告白の結果がどうあれ、私はとても幸せです。


中学3年生の古谷向日葵より


 


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