過去ログ - ドラえもん「タイムふろしき〜」パンパカパーン
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◆9GmoiQGLItwN
[saga]
2013/10/03(木) 00:28:08.88 ID:otDtwWM80
それはそれは楽しい時間だった。思い出話の中でも、小学校五年生でのものはとりわけ光り輝いていた。泣きながら、笑いながら、僕らは話し続けた。僕はまるで水道をひねったように涙が止まらなかった。それでも、僕はそのかけがえのない猫型ロボットとの思い出を最後まで語らずにはいられなかった。
ドラえもん「のび太君にはそんな辛い思いをさせてしまった。いや、これからもさせてしまうことになるんだね……」
のび太(老)「そうだね。でも、僕は逆にそのことに感謝しているんだ」
のび太(老)「君がいてくれたから、そして、いなかったからこそこうして人類史に名前の残すことができたんだよ」
のび太(老)「本当にありがとう!」
ドラえもん「そんなことないよ。それはのび太君の実力さ。僕がいなくたって君はそうなっていたはずだからね」
ドラえもん「それに、これは極秘なんだけれど……野比のび太が開発した人工知能は後にロボット産業に革命を起こし、21世紀のロボット時代への礎となるんだ」
ドラえもん「僕がここへ来たのもそんな歴史的偉人を保護するため、そしてその明るい未来の到来を確実にするためだったんだよ」
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