17: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:42:19.80 ID:NUTeAmdeo
P「古本屋巡りなんてお洒落ですね」
文香「いえ、その…なんて言うか本自体に歴史がある気がして好きなんですよ」
頼子「こういう所に来ると、本読んでますなんておいそれと口には出来ないと感じますね」
18: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:43:56.00 ID:NUTeAmdeo
店主「野暮なこと聞いたみたいだね。……ん?」
P「どうかしましたか?」
店主「ちょっといいかお嬢ちゃん」
19: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:45:16.50 ID:NUTeAmdeo
店主「お、そうだ。どうせだったら、サイン書いてくれねぇか?」
頼子「さ、サインですか?」
店主「おう、ウチの店も箔が付くからさ」
20: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:48:17.07 ID:NUTeAmdeo
店主「ほー。ありがとうございます」
頼子「いえ、私のことを…知っている人がいたってだけで…嬉しいです」
店主「頑張ってくれよ。毎週番組観るようにするから」
21: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:49:51.04 ID:NUTeAmdeo
P「凄かったな頼子」
頼子「えぇ、正直まだ余り実感が湧きません」
頼子「見ている人はいるんですね」
22: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:52:13.55 ID:NUTeAmdeo
文香「あ、いえ、なんでもないですよ。次は…どうしましょうか」
P「他の古本屋も周りますか?」
文香「あ、いえ、平気です」
23: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:53:38.71 ID:NUTeAmdeo
喫茶店
店員「ご注文はお決まりでしょうか?」
P「えーっと、コーヒーブラック一つと…二人はどうする?」
24: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:55:30.85 ID:NUTeAmdeo
文香「忙しいみたいですね…」
頼子「Pさんが忙しいから私の仕事もあるので私は、何とも言えないのですけどね」
文香「確かにそうですね」
25: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 00:57:56.64 ID:NUTeAmdeo
P「いやー、悪い悪い。ちょっと仕事関係の電話で」
頼子「大丈夫ですか?」
P「平気だよ。明日以降のスケジュール確認くらいだし」
26: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:00:20.84 ID:NUTeAmdeo
P「――サインですか?」
文香「えっ…」
P「いえ、古本屋を出た辺りから、鷺沢さんの態度がちょっと変わった気がして…」
27: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:03:24.60 ID:NUTeAmdeo
P「なんだ?」
頼子「あの…申し訳ないんですが、私帰らなくちゃいけなくなりまして…」
P「何かあったのか?」
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