35: ◆RfwyoP3XQY
2013/10/04(金) 01:17:29.96 ID:NUTeAmdeo
文香「分かってたんです。プロデューサーさんや、古澤さんから事務所のお話を聞く度に、心が動かされていたことに」
文香「でも、気づかないフリをしてました。そうすれば、何も起きないから」
文香「羨む心さえなければ、これから先もずっとプロデューサーさんと大好きな本のお話が出来るんじゃないかって」
文香「自分の中の時を止めてしまえば、絶えず変わる状況を読み物のように読めるから」
文香「待っていればいつか来てくれるだろうと消極的な安定を望んでいました」
文香「プロデューサーさん、アイドルってなんですか?」
P「アイドルですか?」
文香「はい。人には向き不向きがあるのも知っています。けれど…」
P「私見ですが、きっかけですね」
文香「きっかけ…?」
P「えぇ、自分が自分以外の何かになるための。灰被りが魔法を掛けられて姫になるように」
文香「一歩踏み出すということですか?」
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