16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:25:39.99 ID:C20G8sY80
「ママに応援されたです。パパは結婚の話しか言わないですねー」
美優「私は小さい頃引っ越す事が多くて、中々友達が出来ずに父を嫌う事もありました。
最近は両親が、そろそろいい人はいないのかと……。
昔から父には困らされていてばかりですが、それでも父は父なりに私の事を心配してくれているのでしょうね」
美優さんは誰にでも優しい。きっとそれは彼女が寂しさと共に育ったからなのだろう。
どこか影のある表情は、守ってあげたいと願う多くの男性ファンを引き付ける。僕もそのうちの一人だ。
美優「アイドルになって……違うことを一から始めることで……私は救われたんだと思います……」
だとすればそれはきっと僕ではなくて、イヴのおかげですよ。
美優「あの子にも見せたかったな……。私にとっては弟みたいな……大切な存在だったんです」
ああ、まただ。美優さんはいつもどこか遠くを見ている。そして寂しげに微笑むのだ。
彼女はとても美しい。でもその美貌は見る者全てが胸を締め付けられるそんな悲しい彫像と同じだ。
触れればようとすれば掻き消えてしまう、陽炎の様な彼女を見つめる事が辛くて……何時しか僕の足はクール部門から遠のいてしまったんだっけ。
僕には彼女がどうすれば心から笑ってくれるのかが分からない。僕には分からないことだらけだ。
美優さんの手作りアロマキャンドルを手に入れた。 推定価格 2800円
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