19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/10/04(金) 12:34:49.62 ID:C20G8sY80
柑奈『ピース! ピース!! ピース!!! アハハ。
それじゃプロデューサーさん、まずは私が幸せにします! 心にラブ&ピース!』
P『ありがとう。何時かお父さんにも、柑奈の歌を認めて貰えるといいな』
彼女と共に歩んだ日々は、僕のプロデューサー人生において最も満たされたものであった。
盲いて信ずるでなく、さりとて意味も無く反発するでもなく、彼女は僕をパートナーとして扱ってくれたのだ。
柑奈『笑えばいいんだって!! 爺っちゃんは毎年婆っちゃんの命日になると、その日だけは正装するんです。
仏壇の前に座ると、一日中黙ってニコニコしてるんですよ。
きっと話したいことが沢山あるんだろうけれど、爺っちゃんはプロデューサーさんと同じで不器用だから』
パッションアイドルの笑顔はよく大輪のひまわりに例えられる。
ならばキュートアイドルである柑奈の笑顔はいったい何に例えれば良いのだろうか? アイドルの笑顔はやはり良いものだ。
なのにキュート部門を担当していても、昔の僕はアイドルを怯えさせてばかりいたっけ。
『ラ〜ラ〜♪ ……Pさん!? い、いいいいつからそこに!?
こ、こわいです……』
いや、そんな僕に対しても微笑んでくれた娘がいたはずだ。
「コテン それはお金を稼げますですか? おぉ……いいです、お家賃がお支払いできますです。
そちらに励んで頂きたいです。そう思いますねー」
柑奈「この虫眼鏡、持って行ってくんさい。
ラブもピースもプロデューサーさんのおかげですから」
そう言って貰えるのは名誉な事だけれど、柑奈の才能はもう僕を必要とはしていないじゃないか。
それよりもここまで立派に巣立ってくれた事の方が、僕には嬉しいよ。
「たくさんの人に喜んでいただけるのでございますですか? 柑奈のコテンは楽しみですー」
これからもファンの皆の為に、頑張ってくれよな。
41Res/48.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。