過去ログ - 士郎「>>2が俺のサーヴァント?」
↓ 1- 覧 板 20
697:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2013/10/10(木) 22:27:19.32 ID:D+gsnLGk0
段々と寒くなってきた12月半ば、茨城県北浦市立桜崎中学校の校門前に黒いセダンが止まった。
中からスーツに桃印の記章を付けた政府の役人が3人出てきた。
その3人は校長室に入っていった。
校長室には校長・教頭・そして30代の男性がいた。
3人の男は会釈をし、書類を校長の机に置いた。
「厳正なる抽選の結果、こちらの3年1組がプログラム対象クラスに選ばれた」
校長は頷いた。
とても悲しそうに。
「はい…連絡を受けております。
こちらは3年1組の担任です」
校長に紹介され、30代の男――東田晴樹(ひだしだ・はるき)は会釈した。
黒渕の眼鏡がよく似合う、数学教師だ。
「僕の担任しているクラスが選ばれるなんて…」
「厳正なる抽選の結果だ。
抵抗するなら始末してもいいんだぞ」
「い、いや…そんなつもりは…」
「ならいい」
そう言うと、役人の1人が別の書類を差し出した。
「実は、今回もいつもの六十八番プログラムをする予定だったんだが…
会議の結果、七十番プログラムを施行することになった」
「な…七十…?
何ですか、それ…」
「今年施行される、通称“ペアバトル”だ。
優勝者は2名になる。
少子化になっていることを考慮して決められたルールだ」
1002Res/243.68 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。